No.407 '02/1/4

いつも楽しみなゲレンデ


年始には年賀状を頂きます。
もう年賀状を書かなくなって何年になるのでしょうか。
筆無精の私には苦手なんですね。
文を書くというのは一大事です。
一字一句気になってそう簡単に筆が進まないんです。
その他にも少しこだわっていることがあって、年賀状はお送りしていません。
申し訳ないのですが、この場をかりてご挨拶させていただきます。

あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
今年もよろしくおねがいします。

また、年賀状をお送りいただいた方々、ほんとうにありがとうございました。

さて、今日はスキー最終日でした。
6日間滑りまくりです。(笑)
30数人が一列になってゲレンデを横切るなんて壮観ですよ。(他のスキーヤーには迷惑ですが)
白馬に来るようになって既に10年近くなるのでしょうか。
来る度に新しい発見や、驚きがあって楽しいです。
たとえば、この時期にお宿で顔を合わすご家族連れがあります。
最初幼かった小さいお子さんが、いまではもう高校生になるのでしょうか?
そのお子さんの成長を私は年に一度確かめるのですね。これって楽しいです。

また、スキーを履くのは初めてという超初心者が来るのですが、その上達ぶりがまた話題なんです。

M.Y子さん(姓名順です。頭文字は余り好きではないのですが、本人のお許しを得ていませんのでこれで記しますね)、静かな女性です。
大学生の頃から知っているのですが、活発で運動好きという風には見えません。
どちらかというと、運動苦手のように見えました。
その彼女がスキーをしたいと申し出、一緒に参加することになりました。

見違えるようにどんどん上手くなっていくんです。
団員の指導も良いのですが、それを聞き、自分のものとするにはやはりそれなりの努力がいります。
本当に上手くなりましたね。ボーゲンでターンをする重心移動を見ればその人のセンスが解ります。
おとなしく、物静かに見える彼女、実は根性のある性格だったんですね。
スキーを見れば一目瞭然です。
彼女が帰る最後の滑りでは、結構急斜面もすべってました。ブラボー!です。

もう一人、今回話題の人。
若手テノールのN.A君です。
彼もスキーは始めて。
しかし、二日でパラレルもどきまでいってしまいました。
スポーツをやっていたとかで運動センスも良かったのですが、何といってもその理解力、イメージ作りが良いです。
斜面も怖がりませんね。スピードも出ます。
今までの中で一番スピード上達をした例となりました。
今後が楽しみですね。

以前にも書きましたが、教える人のセンスも良くなければいけませんが、教えられる人も受け手としてのセンスが必要です。
その上達ぶりを見て、センスの良い受け手は気持ちがいいなぁとつくづく思った次第です。

延べ38名の参加。
賑わった「スキー研修」でした。(笑)

No.407 '02/1/4「いつも楽しみなゲレンデ」終わり