No.434 '02/7/6

「喜寿」と「金婚式」、そして生命の畏れ


今日(6日)の土曜日、琵琶湖のほとりにあるホテルへと向かいます。
「喜寿」を迎えられた明子さんのお父さん。
そして、ご夫婦となられて50年目(金婚式)を迎えられたお母さんとご一緒の、お二人を囲んだお祝いの席に出掛けました。
義理のご両親ということになるのですが、この八月で77才になられるお父さん、そしてその傍らに寄り添って(?)こられたお母さん。
お会いするのが楽しみで出掛けました。

いつも忙しくしている私はなかなかご両親にお会いする機会がありません。
お住まいも決して離れているというわけではないのですが、近いがゆえにもっとも遠くなっているという風です。
とにかく、義理の妹夫妻の計らいということもあって喜んで出掛けました。

下の写真はその時のものです。

妹夫妻には二人の子供がいます。
この子たちと会うのも楽しみでした。
お兄ちゃんの武志くん(小5)です。

そして弟の英希くん(小2)です。

英希くんは障碍(しょうがい)を持ってこの世に生を受けました。
彼の目が大好きです。
澄んだ目、好奇心一杯の目、優しい目、愛らしい目、その目から彼の真っ直ぐな<心>が放たれています。
私を見つめながら膝を這わせて近づいてくる彼、それはもう私にとってかけがえのない<生命の喜び>そのものです。
「畏れ」という感覚が私の全身を走ります。
英希くんの目が大好きです。
英希くんのあの目でずっと見つめられる私でいたい、そう思っています。

二人のその孫たちから花束をプレゼントされたご両親。
歴史の重さのお顔でした。
素晴らしい家族です。
本当に心優しい家族だと思いました。

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