No.444 '02/8/15

夏合宿


上の写真は「曽爾(そに)高原」の風景です。
この高原が気に入って毎年「夏合宿」に出掛けます。

合宿の三日目、この高原に登ったのですね。(写真は後ろを歩いていた中橋さんが撮ってくれました)

頂上付近から見た「曽爾高原」です。(なかなかいい風景でしょ)

今年後半に予定されている演奏会のための練習、それが夏合宿。
今年は例年より1日多い四泊五日でのスケジュールで行いました。

1日24時間をフルにいかしての練習三昧です。
日頃の練習での時間的制約をカバーするという目的が大きいですね。
それに加えて、昔から言われる「同じ釜の飯を食う」という意味合いも含まれるかもしれません。
まぁしかし、これは「同じ釜」・・・というよりは「同じ音楽」といきたいところです。

演奏でのアンサンブルが巧くなるには、演奏者同士が「仲良くならなければならない」という意見があります。
しかし、無理矢理に、押しつけて、「仲良くなる」というのはおかしい。
合宿という機会を生かし、音楽を通して<仲良くなる>、それが良いですね。
参加した者同士の<コミュニケーションの「場」>、これが合宿なんです。
時間をたっぷり取れる分、練習も、そして人との会話も沢山できます。

団員にも言ったのですが、音楽と会話は密接に関連していると思うんです。
自分の事ばかり関心があって、自分の事ばかり喋って人の話に耳を傾けられない人って(話の本質を聞けない人)結構多いんですね、でもそれじゃぁ、他の人の旋律やハーモニーは聞けないのじゃないでしょうかね?
音楽も、会話も、要はいかに人の音が、話が、聴けるかということですもの。

皆さんはどうお過ごしですか?
充実した時間を過ごされることを祈っています。
少し前までは「猛暑」でしたが、近頃少し暑さも和らいでいますね。
帰省されてゆっくり過ごされているかたも(いやいや、お墓参りやご挨拶周りでいつもより忙しくされているかもしれませんね)、家でごろ寝のかたも(笑)、家族サービスのかたも、それぞれに良いお休みでありますように。
学生さん達は今、「コンクール」の練習や「合宿」でしょうか?よい成果がでますように。

私はこの週末までお休み。
来週からまた忙しい日々が続くようです。(でもちょっとその動きも楽しみに思えるようになっています。これってきっとリフレッシュしたからですね。(笑)ウレシイ!)

No.444 '02/8/15「夏合宿」終わり