No.458 '02/10/1
コンクールの翌日、「音楽の友」のインタビューがあったためもう1日東京にいました。
インタビューは楽しかったです。担当の方の上手な<引き出し>に感謝。
スムーズにたくさん喋ってしまいました。始め1時間ほどということを聞いていたのですが、結果は二時間。(笑)
でも気持ちの良いインタビューでした。昨日の疲れはどこへやら。(笑)
写真もとっていただきました。12月号に掲載されるそうです。どんなふうに<映っているか>、ちょっと怖いかな?
ということでコンクールの感想を書くのが遅くなりました。(ごめんなさい)
当日のメモをもとに各出場校の審査の感想を書きます。
皆さんが一生懸命演奏して下さった音楽を評価するという役を担ったわけです。
私がどのようにそれらを聴いたかを明らかにすることもまた必要ではないかと考えます。
「講評」をお渡しすることになっていたらしいのですが、<聴きながら><講評も書く>というのが苦手です。
役員の方にお願いして後ほど事務局に送らせていただくということにして頂きました。
それに先だってまず、ホームページに書くことにします。(これを後に送らせていただきます)
当然のことですが、これは私の感想であって、他の審査員の方々の意見を反映させたり代弁したりすることではありませんのでくれぐれも誤解を生じませんように。
もしご意見などがありましたら私までメール(toma@collegium.or.jp)を頂ければ嬉しく思います。
ホールの響きをつかめていないのが残念。言葉が不鮮明、テンポが早くなるとハーモニーは団子状態。
ピッチも上下し少し不安定。それから私には内声が弱いと感じたのですがどうでしょう。
結果は7位(銀)でしたね。私も7位をつけています。
一曲目、母音の統一を、研究されることをおすすめします。男声、女声の混ざりがもう一つ、それは母音が影響しているように思います。
それから、始めるときにピッチパイプを使用されましたが、そのピッチと出た音が違うというのはいただけません。正確に音を取る習慣が必要ですね。
二曲目、断然良くなりました。声量もあり、母音の統一感がありました。残念だったのは最後のハーモニーが決まらなかったことですね。
2位(金)でした。おめでとうございます。私は4位を付けていました。
中音域では良かった女声も高音域では詰まっています。
終わりのほうでしたか、「呼んでいる」という箇所があったと思うのですが、ここでのピッチが乱れたのが気になりました。
しかし、音楽は丁寧につくられ、その姿勢が私には好印象でした。
銅賞でしたね。私は5位をつけました。
真っ直ぐな音楽に対する姿勢は感じるのですが顔が無表情なんですね。ハーモニーも良く、声も混ざっていて良かったです。
音楽も丁寧、好印象です。しかし、もっと体全体で表現するようなダイナミックなものが欲しいと思いました。
ピアノ伴奏良かったですね。音楽があって惹きつけられましたよ。
銅賞でしたね。私は6位をつけました。
ハーモニーをもっともっと体験していただきたいなぁ、と思いました。
銅賞でしたね。
一曲目、ちょっと間違ったのでしょうか、うまくいきませんでしたね。
二曲目、女声は良かったのですが、やはり混声合唱は男女で作るものですから、ハーモニーのバランスを考えながらこれからも歌っていって欲しいですね。
銅賞でした。
これでは高音も伸びません。
それにしても短く終わったのではないですか?今度はいっぱい聞かせて下さいね。
銅賞でした。
すみません、私の評価と全体の順位がこれほど違ったのも珍しいです。
mf-fは良い響きなのですが、mp-pが響きが痩せてしまい、また言葉も不鮮明になったと聞きました。
熱いものは伝わってくるのですが、言葉の持つエネルギーをもっと期待したのだと思います。
女声の声が胸声。そのためにハーモニーも濁りがち。
熱い心は言葉によって伝わると思うのです。そしてその思いはピッチの良さに現れると思っています。私の拘(こだわ)りかもしれません。
私は8位をつけました。結果は3位銀でしたね。
手をつないだのは櫓を漕いだのですか?こういうの私好きです。
2曲目の冒頭、バックのハーモニー美しかったですよ。しかし、その後は時折見せるピッチの低さ(Sop,Ten)が気になりました。
私、皆さんの積極的な、元気な姿勢を評価したと思います。
私は2位をつけました。全体では4位銀でしたね。
全体的にハモらなかったのはそれが原因でもあります。高音が正しいピッチで歌えるような発声を研究されることを願っています。
銅賞でした。
一曲目、言葉もよく聞こえ、音楽もよく流れました。大人の響きというのでしょうか、立派な響きです。
二曲目、冒頭のフォルテは良かったですね。続くnの響きも良かったです。リズムのメリハリもつきましたし、乗りも良かったです。
ただ、男声の言葉が少し不鮮明、これは声がかぶさったせいではないかと思います。最後のハーモニーが揃ったのは立派でした。
ただ、アゴーギクが限界すれすれのような気がします。譜面から逸脱し過ぎないようちょっと心配になりました。
私1位をつけました。全体でも一位金賞でした。
しかし音楽づくりが丁寧だったことはとても好印象として残っています。
私、3位をつけました。全体では6位銀でした。
ステージ横長に立ち並びました。ちょっと不自然かなと思ったのですが、歌っていらっしゃる皆さんは両端の声が聞こえましたか。ちょっと心配になりました。
胸声のためか響きか随分低いと感じました。もっと響きを上げることも一度挑戦していただきたいと思いますね。
二曲目、男声の胸声がハーモニーを作りにくくしているかもしれません。また音楽の流れが重たい思ったのはその響きの重たさからきたのかもしれません。些細なことですが、最後の音に入るとき、ちょっと待ちすぎましたかね。入る直前に切ったのは不自然とも感じました。
やはり私は重たい響き、低い響き、暗い響きには厳しいようです。(スミマセン)
私は11位とつけてしまいました。全体では5位銀でしたね。
体験の結果をまた聞かせていただく機会があれば嬉しいです。
銅賞でした。
女声も響きが低く、これからいっぱい歌って、経験積んでいっていただければいいなと思っています。
元気いっぱいの歌が聞きたいです。
立派でなくてもいいですね。まずは元気良く歌うことだと思います。
銅賞でした。
No.458 '02/10/1「東京都合唱コンクール(中学校部門 混声合唱の部)」終わり