No.488 '03/4/15

泥酔の当間


酒が飲めるということには功罪が付きまといますね。
昔、お酒を飲み過ぎて二日酔いのあの辛さに「もう、こんなもの二度と飲むものか!」なんて思ったことも何度かあるのですが(笑)、1日〜二日経てばまた飲めるというお酒に強い体質の私です。
何故<酒>を飲むんでしょうね?
結局、酒が美味しいからです。味や香りの違いを楽しむ、またそれに合う料理も堪能する、これですね。
味を楽しむためには飲むのも食べるのも少量で良いですね。
ホント、昔に比べれば少なくなりました(シミジミ)。(昔は味を楽しむなんてものじゃなく、付き合い酒でいつも派手に飲んだり食べたりしてましたから(笑))

量より質でいきたいですね。(真実!)

しかし時には量が増えてしまうといった<困ったこと>になってしまうんですね、これが。(笑)

酒を飲むのは酒が美味しいということが第一の理由ですが、<人と飲む>という雰囲気が好きだ、ということもまたその理由です。
美味しい酒と料理で気心の合った人と飲む酒はまた格別です。
黙って飲むのもよし、語り合って飲むのもよし(愚痴はいけません(笑))。(酒と料理と人に乾杯!なんていう瞬間、生きてるって素晴らしいとホントに思えます)

酒で辛いこと?
それは<悪酔い>ですね。
決して<二日酔い>ではないですよ。<二日酔い>は<悪酔い>をするからなるんですから。
いわゆる酒が不味くなるような飲み方をするから<悪酔い>→<二日酔い>なんです。
お酒も料理も体調も悪くないのに、何故か<悪酔い>する時ってありますね。
これは飲んでいるとき、楽しみを邪魔するナニモノかがいるからです。(笑)
それもまた一興と思えるときもありますが、出来れば遭遇したくないですね。(笑)

昨日久しぶりにたくさん飲んでしまいました。
ビールだけなら良かったのですが、芋焼酎です。
生ビールを中ジョッキーで一杯、そして芋焼酎が5杯(?)、それもロックですね。(5杯・・・・・・だと思うのですが(笑))
しばらくぶりのトリが美味しくて、ついつい飲んでしまいました。それに仕事の後で気のゆるみも手伝って・・・・・・(笑)。

タイトルに<泥酔>って書きましたけれど、意識が無くなってしまうとか、道ばたに寝てしまうっていう失態ではないですよ。(笑)
いつもに比べると少しアルコール量が増えて<フワフワ>した気持になってしまった、ということでしょうか。
以前にも書きましたっけ。
意識がなくなってしまうほど<飲んでしまう>ということが10年に一度ぐらいあるんだと最近解ったのですが、いつもは<紳士的な>(笑)<酒>です。
お酒を飲み過ぎて人に迷惑をかけるなんて愚の骨頂。
美味しいお酒を楽しみ、雰囲気を楽しむことこそ「酒飲み」のたしなみです。しか〜し、昨日はお店を出たとたん「こりゃダメだ!」というかんじなんです。

一緒に飲んでくれていたT嬢には無理矢理ご帰宅していただき、私は勢いづいて更なるお店へと向かおうとしたらしい。(したらしい・・・・・う〜ん)
電車に乗り、次なるお店へと。
電車を降りて店へ向かおうとした時、「天の声が」(笑)。
「今日はダメです。帰りなさい!」と。
どうしたと思います?
タクシーで帰るというのがいつものパターンなんですが、またまた(知る人ぞ知る(笑))歩き始めたんです。

午前0時より歩き始めて約1時間。
道中は楽しかったですね。
鼻歌を歌い(メサイアを歌っていたと思います(笑))、面白い看板やポスターを見つけては立ち止まり、空想にふけり、ちょっと涙ぐみ(何故かな?)、もうすこぶる<マイワールド>の世界でした。
ビールならば歩いているうちにアルコールも抜けてくるのですが、焼酎はそうはいきません。
帰るまで酔ってました。(笑)

「お酒が飲めなかったら良かったのに」と時々思ったことがあります。
仕事もはかどるでしょうし(譜読みは一滴のアルコールが入っても私はダメですね)、体にとってもいいかもしれませんね。
しかし、私はお酒を飲めることを前向きでつき合っていこうと決心しています。(笑)
飲むのも自由、飲まないのも自由。
自分と語らい、人と語らう。そこには美味しい酒、そして料理。
人生、
「音楽」と「酒」と「○○」だ!(笑)

・・・・・・・・・・・・まだ少し酔っているみたいです。(笑)。

No.488 '03/4/15「泥酔の当間」終わり