No.500 '03/5/7

ノリの良い楽しいコンサートでした


「和歌山バッハ・コール」の定期演奏会が終わりました。
会場は満席状態でした。

前夜から和歌山入り。いつものホテルに(会場の真ん前です)宿泊です。
ホテルに入ったのが夜の十時ぐらいだったのですが、寝る前に楽譜を一通り見て就寝。

朝は6時半に起床。でも散歩はパス。(笑)
もう一度楽譜を見て朝食へ。朝食を済ませて部屋に戻り、今度は「現代音楽シリーズ」のスコア読み。
気がつけばホテルのチェックアウト寸前。
急いでシャワーを浴びて外へでます。

昼食にはまだ早いのですが、ゲネの後では食べられないので近くのファミリーレストランへ行って「ステーキ」を注文。
ここのお店、本番前に行っても良いお店です。(味もそうなのですが、サービスの悪い、接客のひどいお店が多すぎます)
働いている人たちが生き生きしてますし、接客もいいですね。(お味のほうはそう大して良いという程のこともないのですが) コーヒーを飲んで、いざ出陣です。(笑)

会場では団員たちによる練習が始まっていました。
なんだかリラックスムードです?!(笑)

和歌山教会の礼拝堂です。二階もあり素敵な設計ですね。(ゲネで撮りましたから当然お客さんはいません(笑))

通し練習を始めました。
開口一番、お説教ともお願いとも取れる私の話。
会場入りと同時に聴こえた団員たちの練習に、ちょっと”物言い”がついたんですね。(笑)
・・・・・・・・・とたん、本番並の素敵な演奏になりました。(これが凄かったです。皆の顔が変わりました!)

本番はノリに乗った演奏となりました。(こういった演奏はそうあるものではありません)
そして、これは是非書いておきたいと思ったことなのですが・・・・・・・、
お客さんがとても良かったです。
ちょっと「本番」ということを忘れて公開でのリハをしているような感覚になってしまいました。(笑)
「ネ〜、あのね」「今のは上手くいかなかったですね」なんて言いかねないような、近所のお知り合いに話すような感覚です。(決して、来て頂いたお客さんとはそのような親しい間柄の関係ではないのですが(笑))
お客さんに乗せられて、演奏も快調。
アンコールには皆で一緒に歌うということもやってみました。(お客さんと一緒に歌ったのですが、驚くほど大きな声がいたるところから聞こえてきました。凄かったですよ)
終わったときは汗だく。
背中は滝のような汗でした。
騒音のためにクーラーを止めていて非常に暑かったとはいえ、それだけではなく、お客様の温かさと団員たちの一途な情熱がさらに私のボルテージを上げ、汗っかきの私に更に汗を流させていたということに違いありません。

「打ち上げ会場」での団員たちです。
ゲストの感想を聞いているところですが、リラックスの中にも皆真剣ですね。(笑)

9時頃、会場を後にしました。
帰りの車中は早次回の演奏会のことに思いを馳せている私でした。
素敵な演奏会となったことに感謝です。
会場となったいる和歌山教会、来て下さったお客様、団員たち、そして当日手伝ってくれた皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。
「ありがとうございました」

「和歌山バッハ・コール」は次回の演奏会に向けて歩み始めます。
そろそろバッハを演奏したいなぁと強く思う私です。(笑)
「和歌山にバッハを!」
やっぱりこれですね。(笑)

No.500 '03/5/7「ノリの良い楽しいコンサートでした」終わり