No.525 '03/10/4

「東京都合唱コンクール」第一日目の感想


10月4日「職場部門」「一般部門」での全体に対する感想です。
個別の感想はその後に書きますね。
「職場部門」は4団体。
「一般部門」はA(8名以上32名以下)18団体とB(33名以上)5団体、計27団体の演奏を聴きました。

NHKのコンクールの時よりは疲れが少なかったですね。(これは一般だからでしょうか?明日の高校・大学は?)
とにかく楽しかったです。
個別の感想は後にまわしますが、先ず今日は全体の感想を書いておきたいと思いました。

【職場部門】は「東京都庁合唱団」が一位金賞でした。
私は「東京ガスコーラス部」を一位に入れたのですが、これは発声が「ヴォーチェ・ディ・フィンテ」に近かったからに他なりません。
それぞれに気になったところがあるのですが私のこだわりで決めました。
しかし、皆さん頑張っておられます。それぞれに楽しく聴かせていただきました。練習時間がとれないかもしれませんがこれからも続けていって欲しいと本当に願っていましたね。

【一般部門A】です。
18団体はきつかったです・・・・・・。でもそんなに疲れませんでしたね。楽しかったからです。
金賞が5個出ました。銀が3個、そして銅も3個です。
詳しいことは後で書きますが、ここでは「鈴優会」と「菊華アンサンブル」について。
一位金賞は「鈴憂会」です。
この結果ホントに良かったと思っています。実はこの演奏で私泣いてしまいました。課題曲に対しても自由曲にでもです。
課題曲はシュッツです。そして自由曲は千原英喜さんの「どちりなきりしたん」から2曲です。なんていったらいいのでしょう、両曲とも音楽にハートがあるのですね。そしてそれを伝えるハーモニーは「全体に流れる仲の良い響き」(解っていただけるかなぁ)だったと聴きます。(これに私は思わず泣けたのだと思います)
それぞれの解釈も妥当でした。そして皆の共感を感じました。
しかし、私は結果的には2位をつけています。
その理由は、やはり声量、そして響きの飛び、広がりです。それが解決すればと思いながら2位をつけてしまいました。
私が一位をつけたのは「菊華アンサンブル」。全体としては4位となってしまいましたが、声といい、響きといいその声量といい、ホールをよく鳴らし、聴かせたと思いました。
また、曲のつくりも繊細で言葉への意識も十分です。少し結果が残念でしたね。

奨励賞を「江戸川女子中学・高等学校音楽部」に贈れたのは嬉しかったです。良いところをたくさん持っている合唱だと聴きました。これからも頑張って欲しいですね。もう一つの指揮者無しで演奏した「EZ/Singers」はその姿勢に拍手です。でももう少し私はアンサンブル力が磨けるかなと思いました。頑張って下さいね。

さて、【一般部門B】ですね。
個性派ぞろいの部門です。
実際、私にとっては苦悩の評価です。(笑)
一位は「大久保混声合唱団」でした。正直「胸にひびく声」による演奏で辛かったのですが、課題曲の演奏は心に響きましたし、自由曲の積極性に拍手を送りたいと思いました。私も一位をつけました。

詳細はもう少し後で掲載する予定です。
明日は【高校】【大学】ですね。楽しみにしておきましょう。

No.525 '03/10/4「「東京都合唱コンクール」第一日目の感想」終わり