第122回('08/08/31)

北海道公演《感想集》追加版

〔('08/08/31)の原稿に2008年9月1日、感想を追加しました〕

北海道公演の間にも感想がインターネット上で掲載されていたようです。
団員から聞くのですが、やはり内容は気になります。
どんな風に伝わったのか、また響いたのか。
いつも思うことですが、演奏側と聴衆側との思いはずれることが多いです。
それだけ聴衆側の思い、ニーズが多岐にわたるということなのだと思います。
私はあまり批評や意見に深追いすることを最近は自重するようになっているのですが、初めての北海道(CD購入の多さ、その反響の大きさでは目を張るものがありました)での感想は気になりました。

私が公演後のプライベート旅行に出かけている間にも早くも事務所には手紙やファックスが送られてきたそうです。
インターネット、そして直接にと、その反響の大きさに驚いたのは当の私でした。
ここではその一旦を記して、どんな思いをもたれたかを記録しておこうと思います。
お名前は伏せさせて頂きました。また掲載は全文ではなく部分的な記述にとどめました。
どのような方が書かれたか私には解りません。意外と近しい方かもしれませんし、まったく存じ上げない方かもしれません。
手紙やファックス以外は、直接私がインターネットで見つけたり捜したりしたものではなくメンバーの一人から見させていただいたものです。
しかし読ませていただいて感心するするところ大でした。
これほどまでに解っていただいたのかと驚くやら、そして感謝するやら。
内容については、言葉を換えたり、良いところだけ取り上げる(笑)ことは一切していないことをここに明記しておきます。
(読ませていただきながら「そこが解ってくれてありがとう」「よくぞ書いてくれた」と叫んでしまうような(笑)記述もあって思わず涙ぐむ私です。(これ本当です)
書かれた方に許可無く無断で掲載することになったこと、お許しください。多くのまだ私たちのライブ演奏を聴かれたことのない方々への嬉しい報告として引用させていただきました。その意をお汲み取りいただければと思います)



それでは《感想集》です。
1)感動・・・その一言では収まりきらない・・・もう、うおおおおおおおおおおお!!!て感じ。

2)マリア・オリエンタリス。 好き。でも絶対歌えない。1曲目の最初の音何だと思います?
Aですよ? オクターヴ上のAですよ!?(笑)すげー小さい音でA入ってきて、だんだんそれにぶつかる音が出てくるんです。
あ、全部オクターヴ上。5曲で30分くらいかかるんですけど、「え?」とか思ってるうちに終わりました(笑)
・・・・・(省略)・・一番「わぁ」と思ったのが、5曲目だったかな。Ave Maria〜って連呼するとこがあるんですけど、なんかビクトリアのAve Mariaのイントロ部分にクリソツ(死語)で、でも和音は多視点画で、 ニクいことするなぁ!! と一人で静かに悶えてました。てかやっぱりシュッツうまかった。

3)歌詞がすごく伝わるのです。技術はものすごく高いのですが、技術を聞かせているのではないのです。
コンクールなどで「どうだ、うまいだろう」的な演奏を聴くことがありますが、そんなのではない。
あの演奏になるまでの、一人一人の音楽に向かう真摯な姿勢というのを、私たちは学び取りたい。

4)そもそも、この企画が発起されたきっかけは何だったのかと想像するに木下牧子作品集「祝福」や千原英喜全集などを始めとするCDに収められた、一聴して目が覚めるような晴れやかな歌声、多彩なハーモニー、精緻なアンサンブルを生で体験したいということが第一にあっただろうと予想する。
ライブで聴いて、見て、北海道の人々がどのように感じたのか気になるところだ。
ライブではCDに収めきれない音が沢山聞こえるし音像は三次元的にとらえられる。
何より違うのは目の前に実際に歌う人と指揮者がいて音楽が創造されるその場に立ち会っているということだろう。
指揮者の棒に対して歌い手が発し、それに指揮者がさらに瞬間的に反応しまたそれに歌い手が応えるという丁々発止のやり取りが強い信頼の元に行われ新たな音楽が紡がれていく。
シュッツ合唱団のライブの醍醐味はそこにあるとぼくは思っている。だから、一度として同じ音楽はあり得ず、まさに「生きている」。
これは、コンクール演奏とは対極にある姿かも知れない。失敗するかしないかの綱渡りを続ける演奏。(失敗をみたことないですけど)
歌い手が全霊を込めて思いを客席に伝える。
時には身をよじらせ全身を使ってそれを表現するスタイル。
舞台は視覚的なものも含めた総合的な芸術なのだと改めて思わされる。
CDから聞こえる端正な佇まいからは想像できない舞台上での激しい振る舞いに違和感を覚える人もいるかも知れない。
しかし、ぼくは、今回その「生」の現場に居合わせたかったのだ。
ありがとう、当間先生、大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団の皆さん。

5)本日、ふと夕方に散歩に出たんです。
そしたら、歩いてるおばちゃんから突然、「お兄ちゃん、コンサート好き?」と話かけられました。
コンサートっちゅったって、いろんなのがあるので、「へ?」と戸惑っていると、おばちゃんの友達が来れなくなったので、合唱コンサートのチケットをあげるといわれ、とりあえずもらいました。開演の1時間前。
「大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団」と書かれたチケット。
行こうかな、どうしようかなと迷っていたけど、大阪つながりで結局行く事にしました。シャワーを浴びて、会場は冷房効いているかもしれないから、長ズボンに履き替えてして。さぁ、コンサートホール「きたら」へ。
結論から言うと、すばらしいコンサートでした。合唱の「が」さえもわからず、一番低い声の男の人と一番高い声の女の人だけ認識できて、あとは真ん中だろうくらいしかわからないけど。
会場を出ても、最後にアドリブで行われた30分にもわたる「雨ニモマケズ」の公開録音の声が頭に響くほど、足がふらふらするほど、打ち震えました。人間の声でこれだけできるのか、と。偶然から始まることって、とっても大事にする私です。
偶然があるとき、人生って面白いって思いますね。偶然、突然、ありえない、ジョークが実際に起こる人生の瞬間、いいですね。

6)シュッツすげぇ! としか言いようのない演奏でございました。脱帽。
あの声、あのハモリがH・K〔当間:団体名が書かれているのですがイニシャルにさせていただきました〕で聞けたらどれだけ幸せなことか・・・リハもちょっと見させてもらいましたけど、結構自由な感じ(笑)休憩時と演奏時のギャップがすごい。休憩時は結構自由に過ごして演奏の時はパリッと。ああいうのいいね。 休憩のときにジトーッと座って、歌う時も生気があんまり・・・ってよりは健全さ。
千原英喜の「雨ニモマケズ」。楽譜を先月買った時点で「これはよさそうだ」と思ってたけど、本当に人生の応援歌のような力強い音楽で、感動。千原の世界を満喫。 それにしてもシュッツがやると千原はよくハモる。「ある真夜中に」やった時も「ラプソディー・イン・チカマツ」やった時も「もっとハモるだろうに・・・」と思ってたけど、あそこまでさくさくハモられると・・・ほんとにもう・・・自分たち何やってんだろと軽く自信喪失
同じく千原の「きりしたん 天地始之事」。これもハモるハモる。ところどころ「チカマツ」を思い起こさせる掛け声などあり。千原の作品ってどこか無常な響きが鳴っててかなり好きだ。高揚する部分はエクスタシー(←千原本人もこの言葉良く使ってる)って感じですばらしい!
鈴木憲夫の「永久ニ」。はじめて聞いたけども、適度に甘いハーモニー・メロディとピアノの高揚感がたまらない。ただ、Sop.とTen.がこれで力尽きたのか木下牧子2曲はつらそうだったかな。
シュッツとバッハはこれまた力強い音楽でよくハモる。迸るエネルギー。
非常に満足な演奏会でございました。あれはみんなに生で聴かせたいね。

7)今日は札幌公演でした。CDでは聞いたことがあっても、実際に聞いたことはなかったので、果たしてどうなのだろうかと楽しみにキタラへ・・・・・・。
ホールに着くも、開場まで1時間以上・・・長い・・・。
開場となり、ステージから5列目を陣取りました。
今回の演目の、「永久ニ」が連弾だったことや、前回のアファナシエフ(ピアノ)の失敗を考え、響きやら見やすさより、指揮者やピアニストの表情・動き、そして歌い手の表情など、そちらを優先しました。というか、とにかく、顔の表情やピアノを弾いている姿が見たかった、これが理由です。
見づらいかな・・・と思いましたが、全然問題なく。聞く分にも問題なく。周りは人もいないし、最高でした。(後に嬉しい誤算もあり)演奏は素晴らしかった。
1番素晴らしかったのは、演奏が上手いということ(もちろん、それもあるけれど)だけでなく、こうして、演奏会に足を運んで良かった、聞きに来て良かった、そう思えたことでした。
技術的なこととかそういうことよりも、素直に、単純に、聞きに来て良かった・・・と思えたことが素晴らしかった。少なくとも、なんかかんかで難癖をつけたり、あら捜しをしたり、そういうことが多かった中で、この合唱団の演奏会は、聞きに来て良かった・・・と素直に、心からそう思えたことが素晴らしかったし、また、それが喜びでもあり、楽しくもあり。こういったことが、今じゃないし、また、忘れていたことだったりするけど、これこそが、音楽の原点だよなと、そして、これが1番難しいことだと思います。
忘れていた音楽の面白さや楽しさ、素晴らしさを、思い出させてくれた、そんな演奏会でした。
もちろん、それは、指揮者や演奏者の力でもあるのですが。でも、素直に・・・って本当に難しいですよ。それを、人の心に訴えられるだけの力を持っているのは、彼らの実力であり、努力であり、誇りなのかも知れません。こういう演奏家が増えたらいいなと、思います。難しいことですが、技術の問題だけではない気がします。
嬉しい誤算のいくつかは、まず、アンコール(と呼んで良いのか?)で「雨ニモ負ケズ」全曲が聞けたこと。そして、千原先生が目の前に現れ、思わずサインをお願いしたら、快くOKしてくださったこと。(千原先生に、どこか合唱団に入っているの?と聞かれたので、いいえと答えるわけにもいかず、はいと答えたら「頑張ってね!」と言われたり・・・)
千原先生、雨ニモ負ケズの演奏中、本当に幸せそうな表情をしていました。
鈴木先生も座席近くまで来られ、楽譜なかったので諦めましたが、違う人がお願いしたら、「永久ニか、嬉しいな」と喜んでました。
・・・・・〔当間:以下省略〕
最後に、家に着いたのは11時でした・・・でも、楽しかったのでOKです。こんな演奏会が理想だと思います。そのための努力は半端じゃないですが、でも、歌っている人たちの表情は穏やかで、指揮者・ピアニスト・団員がお互いに信頼しきっているのが良く分かりました。あと、ピアニスト、本 当に上手かったです。感動ものです。間近で見られたことは本当に幸せでした。本当に、幸せな演奏会でした。
PS
ちなみに、今回、合唱にあまり関心のない母を連れてきましたが、母はすっかりとりこになっていました。特に、雨ニモ負ケズを聞けたことは本当にラッキーだったと言ってました。私も、この曲と月天子がお気に入りでした、特に月天子はまさに感動でした。とにかく、当間先生の表情、ピアニストの表情、ピアノを弾いている時の姿、団員の姿・表情、とても良かったです。本当に感謝です。ありがとうございました。

8)今夜は芸術ホールで行われた、大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団の北海道公演に行ってきました!
北海道新聞に演奏会の案内が出ていて、チケットプレゼントに応募したら見事当選!(ヤッター!!)
最初は宗教曲から。。。
日本人なのに見事なドイツ語ワォ!!
しょっぱなから鳥幅立ちました。
その後は日本の若き作曲家による合唱曲。
題材が宮沢賢治の『春と修羅』からでした。
宮沢賢治… 高校生の時によく読んだなぁ〜 それ以来というか、“街灯”に妙に引きつけられるモノを感じておりまして。。。
仙台から東北本線で帰省する時、車窓から見える、夜の街明かりや、田んぼの端でポツリと光る街灯の明かりをぼ〜っと見てましたわ。
「すべてわたくしと明滅しみんなが同時に感ずるもの…」 街灯がチカチカしていようものなら… あぁ〜〜〜 賢治の世界に引き込まれていくぅ〜〜〜 賢治作品、合唱にあうんだ〜♪
オール賢治でもいいくらいだな。。。
あっ 賢治はこれくらいにして…っと。
こちらの合唱団。 北海道公演は初めてらしく、今回の演奏旅行には、作曲者自身も同行するという熱の入れよう。
初演の曲もあったし、ご当地ソング??の「千の風」をアンコールに歌ってくれました。
プロの合唱団の公演。やっぱり素晴らしいモノでした。
邪魔な声の無いメンバーで、音程もいいから歌詞を見ずともよく聞き取れる。
言葉が音になるってこういうことなんだな。
で、指揮者の当間修一氏がこれまた良かった!
歌い手に送るシグナルの的確さ、それに応えるメンバー。 ハーモニーが決まると指揮者は勿論、みんなが笑顔。 歌う喜びがよく伝わってくる合唱団でした。
アンコールには面白い試みをしてくれましたよ。
団員が会場席を取り囲むように立って一曲。
観客が声のヴェールに包まれたようになって、 北島選手じゃないけれど、「チョー気持ちいい!!」って感じちゃいました。
北海道は3カ所で公演。
演目がそれぞれ違うのです。
釧路公演で歌う、千原英喜『マリア・オリエンタリス(東方のマリア)」 混声合唱の為の5つの聖母賛歌。
ホントはこれを聞きたかったのですけど〜 ちと残念でした。

9)ビクトリアのAve Mariaはとても柔らかい響きでホールが包まれる。恵みに満ちている感じ。一瞬で鳥肌。全身の細胞が目を覚まして活性化される感覚。
シュッツはダブルコーラス。1群と2群のメンバー構成が少し心配だったけれど、流石のアンサンブルでガッチリとシュッツの世界を作り出していました。やっぱりシュッツ合唱団にはシュッツが合う。
鋭い音の立ち上がり、子音、言葉とメロディーが一体となり音楽が動き、うねり、生きる。言葉に込められる魂が蘇って胸の奥に染み入る。
バッハはメンバーを選抜してさらに精密なアンサンブル。しかし、人間の能力の極致に挑むかのようなこの曲。難しそうに聞こえないように演奏するのは無理なんだろうか。ぼくたちも早く挑戦して演奏する機会を重ねてみたいものです。
「永訣の朝」は何度聴いても歌っても胸が熱くなる名曲。用意したハンカチをしっかり手にして聴きました。「いもうと」という言葉が出てくる度に眼前に本当に「とし」が現れてこみ上げてくるものを押さえられず、困りました。「天の食(じき)」。ソプラノはみんな一体になって、本当に天に突き抜けていきました。
「月天子(つきてんし)」は、「雨ニモマケズ手帳より」。賢治の科学者にして詩人、そして熱心な法華経信者としての一面が表れた詩のように感じました。曲は、パートソロが多く、シンプルな旋律をいかに聴かせるか、歌い手の音楽性がとても要求される難曲。音が少ないので、下手をするとすごく寂しいスカスカした曲になりそうですが豊潤で素晴らしい演奏を聴かせて頂きました。昨年10月にいずみホールで行われた「宮沢賢治の世界」の林光のステージを彷彿とさせる名演だったと思いま す。
ここで、2階席に移動。
すごく高くて、ステージを遠く感じる。
でも、2階席の方が、合唱をやっていそうな若い人が多く、音響に期待。
「雨ニモマケズ」、始まってすぐに、席の移動が正解だったと気付く。1階席では響きが散っているような印象だったが2階でそれがまとまっている。素晴らしい!さらにノリノリになって聴いてしまいました。周りの皆さんごめんなさい。個人的には、「野の師夫」と「告別」が名曲だと思うのですが、変かしら。やっぱり「告別1」のオブリガートは難しそう。その代わりといってはあれですが、「告別2」のオブリガートはノンブレスで素晴らしく美しかったです。
「べにすずめ」は、ぼくが生で聴いた中では一番良かったと思いました。ハーモニーやアンサンブルも崩れた所はなかったように感じたしライブならではの疾走感、音楽にちょっとした動き(振り付けではないので念の為)をつけてドキッとさせるテクニック。さすがです。
「鴎」は場内に団員が広がっての演奏。お客様はとても喜んでいたようです。
アンコールの1曲目は「千の風になって」。この曲、函館に縁があるそうで。しっとりとした深みのある音色でシュッツ合唱団の違う一面を見せてもらいました。京都モンテで聴いた時のオブリガートはやりすぎの感がありましたが今回は自然でした。これが決定稿でしょうか。
次の「淀川」では、「ここは大阪〜」と高らかに歌いあげる明るいシュッツトーン。
最後の「ほほえみ」は聴いているものの心をあたたかくするような優しい音色。多彩な音色のパレット。一体何色あるのでしょうか。
今回の演奏会、「ハーモニーの魅力」と銘打っていますがまさにカラフルなハーモニーを聴かせてもらいました。そして、より強く感じたのが力ある歌声の魅力。ハーモニーを整えるために個を消すのではなく各歌い手が全身全霊を込めて歌い上げた時に発せられる聴き手の心を思い切り揺さぶる力。
ハーモニーを壊してはいけないのですから歌い手各自の責任、叡智(うまい表現がうかばないのですが知識とか理性とは違うもの)そして何より仲間を信頼できる連帯感!!
今日の札幌公演はさらにすごいことになるらしいと聞いています。
超楽しみです。

10)初めまして・・・ようこそ釧路へ!今日の出会いを幸せに感じ、心から感謝いたします。皆様お一人お一人から頂いた輝きは言葉に綴れぬ自分への「ひとつの輝」へと変った。忘れられない「瞬間」を心に刻めました。

11)母の入院に看護の日々を送っている私へ友人より「心を休めてほしい、このような時にこそ・・・」の想いで、チケットを頂きました。いろいろな演奏会へ出かける機会はありますが、釧路では合唱団の公演機会が少なく、貴合唱団のハーモニーの魅力そしてそれ以上当間修一氏はじめ合唱団メンバーの方々の人としてのあたたかさが歌声とともに伝わってきました。素晴らしかったです!
すっかり魅了されました。感動のひとときに感謝いたします。皆さんの楽しそうな姿からいっぱいエネルギーを頂きました。希望の!生きてく楽しみの!ありがとう。
「混声合唱組曲永久ニ」の星の降る丘・・・そして「マリア・オリエンタリス(東方のマリア)」泪が溢れました感動(ハートマーク)
どうぞこれからも日本の美しさをそして西洋の美しさを私たちに、多くの人々に歌声で伝えていってほしいです。ご活躍にエールを送り続けます。


ここからは2008年9月1日に追加した感想文(釧路公演時)です。

1.大阪ハインリッヒ・シュッツの公演、大成功おめでとうございます!めちゃめちゃ良かった!あまりの美しさに涙が出ました。
2.私も妻も、今回の合唱をとても楽しませていただきました。やっぱり生のコンサートはすごいですね。印象的だったのは、合唱の方々が近くに来て歌ってくれたことです。妻もすごいと感嘆しておりました。
それ以外にも、皆さん表情豊かに歌われていたり、あれだけ長い間合唱してもいても息一つ上がらない事など、すべてが新鮮な体験でした。
3.昨日はすばらしい演奏を聴く機会をいただきましてありがとうございました。合唱の楽しさ、難しさ、を味わってほしい、という当間先生の言葉を感じて聴くことができました。一緒に行った四年生のボウズはよくわからないながらも、演奏が始まるなり「お父さん、すごいね」という言葉を言っていました。何か感じてくれたのかな、と思います。
4.今までプロの合唱を聴きにいったことがなかったので、プロというのはここまですごいものなのかとにびっくりしました。心地よいひとときでした。個人的には千原さんの曲に興味を持ちました。
5.シュッツ、バッハなど前半が目当てで行ったのですが、千原英喜さんの作品が非常に良かったです。合唱の邦人作品というのはほとんど守備範囲になくて、予備知識なしの私にとっては(変な言い方ですが)思わぬ儲けものでした。それにしても合唱の質が高いのは当然ですが・・・皆さんタフですね。びっくりしました。

(当間)ここに掲載しなかった文章もまだまだありました。
書かれた文章はどれも私にとって大事なもの。
書くってエネルギーのいることですね。その思いに改めて感謝。
心に刻み込み、今後の活動に生かされると自身確信します。
ありがとうございました。

第122回('08/08/31)「北海道公演《感想集》追加版('08/09/01)」この項終わり。


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