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- 指導要領における数学の範囲は本来広がっていかなくてはならない は削除されています。
[[つれづれ]] [[高校の教科書]]
そう思いませんか?
学校で教えられる範囲が縮まっていく、これは「これまでの数学教育は失敗でした」というメッセージにならないだろうか?
もし、「この部分はこれまでこのように教えてきましたが、この別の方法の方がよかったようです」
なら、分かる。これは、教育技術の進歩だ。
と、ここまでは僕の意見。
だから、自分の意見に基づいて、このホームページを作っています。
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とはいえ、指導要領における数学の範囲を広げていくことがどんなに難しいか、
僕にも容易に分かる。
たとえば、高校の教科書の範囲を広げるには、正論を言えば、その広げた分野についての研修が、
現在の教員に対して行われなければならない。
とはいえ、ここは、「子供たちに学べ、と言う立場の人が、自分は学ぶことをできなくてどうする」という正論で突き進もう。
しかし、この正論も、また実際に難しい。今の世の中、学校の先生には「勉強を教える」でなく「生活指導をする」役目を求める要求が
どんどん強くなっている。
時に、「勉強を教える」ことよりもずっと上位の要求として。
そう考えると、次の結論が導かれる。
指導要領における数学の範囲を広げていくには、学校現場の人たちだけでなく、
学校教育を取り巻く保護者、有識者などの協力が不可欠である。
学校とは「学ぶ場所」であり、先生とは「勉強を教える(ことによって子供の成長を手助けする)」ことが本業であることを
みんなが考えないといけない。
難しい問題です。
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とりあえず、僕は、微妙に「''指導要領外の数学の視点''(これを具体的に書くことは、いつかやってみてもよいかもしれない)」の入った教材を
このホームページで公開し続けていこうと思う。