#contents2_1 -[[小学・中学>#ccbe1e36]] #contents2_1(depth=2-3) -[[高校>#a10fc503]] #contents2_1(page=新学習指導要領・高校) #contents2_1(page=新学習指導要領・高校,depth=2-3) *小学・中学 [#ccbe1e36] **概要 [#wf562b89] -中学は2012年度完全移行、小学は2011年度完全移行 -以下の文科省のサイトに詳細があります。 --中学は[[こちら:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1304424.htm]] --小学は[[こちら:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1304417.htm]] **13th-noteでの方針 [#kc72f2f6] [[反復練習プリント]]、[[導入テキスト]]の内容については、特に変更の必要がありません。 中学の学年別の[[カテゴリ分け>学年別(小学・中学)]]は、新指導要領に合わせ再区分します。 **指導要領の主な変更点 [#nbe5ecce] 最終更新:2011-07-16 ***概要 [#paf326af] -統計について扱いが増しています。 --中学1年の「目標」に「目的に応じて資料を収集して整理し,その資料の傾向を読み取る能力を培う。」が加わっています。 --中学3年の「目標」に「母集団から標本を取り出し,その傾向を調べることで,母集団の傾向を読み取る能力を培う。」が加わっています。 ***中学数学から小学算数へ [#v0fb7cd7] -中学1年の「図形の対称性(線対称,点対称)」「角柱や円柱の体積」が小学6年へ -中学2年の「起こり得る場合を順序よく整理すること 」が小学6年へ ***小学算数の変更点・増加内容 [#w44a9899] -小1に増えた内容 --長さだけでなく、面積、体積も大きさ比較をします。 --小2から小1へ移行する内容 ---「時刻の読み方」((これは小2も苦労する内容ですが…大丈夫かな?)) -小2に増えた内容 --小3から小2へ移行 ---「体積の単位(ml. dl, l)」((これは小3も苦労する内容ですが…大丈夫かな?)) ---「時刻の単位(日、時、分)」 ---正方形、長方形、直角三角形、箱の形 -小3で増える内容 --4桁の整数の足し算・引き算も増えます。 --3桁×2桁の掛け算が増えます。 --重さの単位としてt(トン)も習います。 --式と図の関連づけ、□などを用いた式など((これは小4でも苦労してますが…大丈夫かな?)) --小4から小3へ移行する内容 ---小数の意味と表し方、1/10の位の小数の加減 ---分数の意味と表し方、簡単な分数の加減(一部は小5から移行) ---二等辺三角形、正三角形、角、円、球 -小4で増える内容 --面積の単位としてa, ha も学びます。 --1/100の小数の加減も習います。 --ものの位置の表し方 --□、△などを用いた式 --「そろばんを用いて,加法及び減法の計算ができるようにする。」の一文があります。 --小5から小4へ移行する内容 ---小数×整数、小数÷整数 ---分母の等しい分数の加減(仮分数含む) ---四則計算の性質--交換法則、分配法則、結合法則なども扱うことになります -小5で増える内容 --素数も学びます --1/100の位の小数乗除も学びます --ひし形、台形の面積の求め方も学びます --多角形や正多角形について学びます --合同な図形を書いたり作ったりします(一部、中学から) --円周率は3.14のみを用います((旧指導要領では「円周率としては3.14を用いるが,目的に応じて3を用いて処理できるよう配慮するものとする。」でした。このうち文の後半が削られました。)) --歩合も習います((旧指導要領では「歩合の意味について簡単に触れるものとする」という曖昧な表現でしたが、今回は「簡単に」が削られました。)) --小6から小5へ移行する内容 ---「約数と倍数」 ---「分母の異なる分数の加減」---分数の乗除は小6のままです。 ---「体積」 ---「角柱、円柱」---角柱、円柱の体積などは小6です。 -小6で増える内容 --「分数・小数の混合計算」 --「メートル法の単位の仕組みについて理解できるようにする」の一文があります。---ミリ、センチ、デシ、デカ、ヘクト、キロの接頭辞を扱います --「度数分布」 --小5から小6へ移行する内容 ---円の面積の求め方 --中学から小6へ移行する内容 ---「角柱・円柱の体積」 ---「縮図や拡大図」、「対称な図形(線対称・点対称)」 ---「反比例」--グラフも描くようです。(もちろん第一象限内で) ---「文字(a, x など)を用いた式」 ---「起こりうる場合」---整理して書き並べるため、結果的には、辞書式並べや樹形図も扱うようです。 ***中学数学に増えたこと [#v99c3d01] -中学1年に以下が増えました。 --数学Iから ---「数の集合と四則計算の可能性」---自然数は加法について閉じていて、減法について閉じてない、整数は加法・減法について閉じている、のような話だと思います。 ---「大小関係を不等式を用いて表すこと」---不等式を解くことはしません。 ---「球の表面積・体積」 --数学基礎・数学Bから ---「資料の散らばりと代表値」---コンピューターなどを用いてグラフに整理する、ヒストグラムを利用する、など。「平均値 中央値 最頻値 相対度数 範囲 階級」といった用語を扱います。 --以下も増えています。 ---「簡単な比例式を解くこと」 ---「平行移動,対称移動及び回転移動」 ---「投影図」 -中学3年に以下が増えました。 --中学2年(一部、数学Aから移行)から ---「円周角と中心角の関係」---円周角の定理の逆も扱います、13th-note数学A p.122-125 参照 --数学Iから ---「有理数と無理数」---要するに、1/3は有理数、√2は無理数、など。13th-note数学I p.5,6 参照 ---「二次方程式の解の公式」 ---「相似な図形の面積比と体積比」---相似比m:nならば、面積比はm^2:n^2、体積比はm^3:n^3になること、13th-note数学I p.190-193参照 ---「いろいろな事象((この事象は確率における「事象」ではありません))と関数」が増えました --数学基礎・数学Cから ---「標本調査」が増えました ***中学数学内での変更点 [#g6cf281f] -上述の通り、「円周角と中心角の関係」は中学2年から3年へ移りました。 -「関数関係の意味」が中学2年から1年へ移行 *高校 [#a10fc503] #include(新学習指導要領・高校,notitle)