勉強しろ。するのが当たり前。 そりゃ、 -生徒から慕われる先生 -生徒にうけのいい先生 -生徒が話しやすいと思える先生 -いつでも弱い立場にある生徒のことを想像できる先生 -生徒を笑わせるのがうまい先生 -話のうまい先生 こういう先生、全部、いい。そして先生は人それぞれ。 でも、最低限、勉強しろ。 それ以外の能力は、勉強があるのが前提。 別に天才になれというのではない、今よりも、もっと勉強しろ、 そして、より多くの種類の楽しみ方を知るんだ。 だいたい、22や23の人間には、ほとんどの場合、子供を教える能力なんて、ない。 でも、生徒と年が近い、ということで生徒が身近に感じたりして、 その人の能力とは別の要因で、うまくいくことがたくさんある。 でもそんなもの、何年か経てば消えうせる。 ===== そして、これが一番大事なことだけれど、 教師をやっていれば、勉強の能力は落ちる。 それを忘れないように、そして、勉強しなさい。 勉強の能力が落ちる理由は、簡単。 普段自分が接する生徒は、未来における可能性は自分よりずっと高いけど、 現段階の能力は自分よりずっと下だから。人は環境の子なり(鈴木慎一の言葉)。 おそらく、それに自ずから気づく先生は、 それを感じることのできる先生は、何百人に一人以下だろう。 そのことが感じられなかったとしても、まず、勉強しなさい。 人を教えたいならば。 ==== 人に勉強しろ、と言う立場の人間が、勉強しないなんて、許せない。 と僕は、学生のころ感じていたので、その感覚には素直であろうと思う。 人に勉強しろ、と言う立場の人間に、 勉強させる時間を与えないなんて、許せない。 先生も勉強し続けることが必要なんです、わかってあげて、世の中の親たち、 クレームつける前に、さあ。