[[つれづれ]] [[資金的な援助]] 残念ながら、熱意と気合だけでは、だめなときがあるんですよね、本当に良いものを''持続して''作るには。 世の中、良いものが無償で提供されていて、それがましてや私財を投げ打って・・・となると、 「なんと世の中のためになることをやっているの!!」 という反応が多い気がするし、賛辞を得られる気がする。 それはどこか日本人的感覚をくすぶるところもあるように思うし、 僕も漠然と賛辞を送っていた時期があった。 一方で、少しでもお金をとると、「ああ、結局、お金のためなんでしょ」と思われがち。 けど、最近僕は、本当に良いものは、ある程度、人からお金をもらってなされるべきだと、考えるようになった。 本当に良いものを作ろうと思ったら、少なくともある時期は自分の身を、自分の命を削るようなことが必要だし、 それは、残念ながら、ある程度お金がないと、続かない。 このことは、僕のいくつかの経験から、断言できます。 じゃあ、どうするのがよいのか? 僕は、教育を、資本主義経済の仕組みに組み込んではいけないと考えているので、 教材を無料で手に入れる方法が残っていることは、必須。 だから、僕の選んだ方法は、「無料でも入手可能だし、ユーザーが感じた価値の分だけお金を支払うことが可能」という道でした。 たくさんの方が、僕の作った教材を生かしてくださることを期待しています、 一方で、これを支えていただけることも、期待します。 やはり、人間なんて弱いものですから、いくら使命感を持っていても、支える人を感じられるかどうかは、 モチヴェーションに左右してしまう瞬間があるんです。 そんなところです。