かつて、自分が何をやっていこうかと、方向を完全に見失った時期があった。


少しずつ、少しずつ、自分の頭の中を整頓し、世の中のことを見て考え、

いろんな人のことを想像し、少しずつ方向を定めていった。



そして、やりたいと考えていることが、本当に具体的になった。



とうとう、それを実行するために必要な余裕もできた。





しかし、そこで、僕は動かなくなった。動きが重たくなった。



僕は、贅沢ばかり言う自分を叱咤した。また、毎日を充実して過ごす周りの人々を見習うよう自分に要求した。



しかし、徐々に、そのいずれを行っても、それは自分の生き方で無いような気がした。何か、大事なものを失う。



「新しいことをするためには、必ず何かを犠牲にしないといけない」という意見は世の中に存在するだろうし、僕も、それは正しいと思う。しかし、僕の生き方は「できるだけ犠牲にせず新しいことをやる」ことを求めている。



そう、1日は、長い。焦らず、探せばよい。



おそらく僕に足りないのは、外への発信だ。僕は、内に篭っていたいだけではない、もともと目立ちたがりや。しかし、僕は、自分が自信を持っている自分の頭の中にある世界を、外に見せるのを怖がっているのだ。その世界を人から叩かれるのが怖くて。要するに、内弁慶状態の子供と一緒。



もちろん、自分一人で自分の世界を大事にしているだけではだめ、それは分かっている。だから、こうやってホームページを作ってみようと思う。




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