'96/11/17

歌声が集まるとは


今日、川西合唱祭で棒を振ってきました。
川西市で活動する合唱団が集まり、日ごろの成果を発表する場です。
この種の演奏会に出演することはひかえるようにしているのですが、「りんどう」や川西市との関係もあって出演しています。
行くのは辛いんです。
他団の人たちに才能を発見したり、演奏に感動をおぼえることもあるのですが、だいたいがっかりすることが多いんですね。
指揮者と呼ばれる指導者にです。

指揮者なしで演奏した方が巧くいくのじゃないかと思うような演奏に出会うことがしばしばです。
歌の流れを指揮者が邪魔をするのですね。
本人は指揮をしているつもりかもしれませんが、ほとんどが合唱団員にお守りされているように私には見えてしまいます。
指導者にはアマチュアとはいえ、もう少し勉強してほしいなと思わずにはいられません。

また、明らかに真剣に指導していないなと解る指揮者に出会った時など、本当に悲しくなってしまいます。
そしてこの手の指揮者に出会うことが最近多いんですね。
発表会であるのですから目くじら立てていうことではないかも知れませんが、貴重な時間を割いて集まっているのですから、もう少し刺激しあえる場でありたいと思ってしまいます。

地域社会の活性化のためにも、地方文化の育成においても、このような発表の場をこれからも維持し、発展させていかなくてはなりません。
そう私も思うものですから出演もするわけなのですが、やはり 心が重くなってしまいます。
とにかく、今日は疲れました。