3月28日 引退


君はおぼえているか?1988年10月19日、近鉄vsロッテのダブルヘッダーを?あれは興奮した、そして感動して泣いた。
君はおぼえているか?外野席での焼き肉や麻雀を?あれには笑った。
君はおぼえているか?ロッテの、大洋の選手達の勇姿を?
君はおぼえているか?外野席で柔道の打ち込みをする青年を?何故わざわざ野球場で‥‥?

川崎球場の取り壊しが決まりラストゲームが行われた。引退だ。何ともおしゃれな球場であった。ご苦労様。


引退を賭けて相撲をとった二人の力士がいた。二人とも二子山部屋の関取であった。
一人は横綱。三敗し引退した。
一人は前頭十四枚目。史上初の幕尻優勝を成し遂げる。32歳での初優勝であった。横綱以外には負けなかった。

若の花、お疲れさま。
貴闘力、おめでとう。


上岡龍太郎が芸能界を引退する。私の好きな番組「鶴+龍」も最終回を迎えた。
最終回スペシャルはすごかった。いつも通りの台本無しトークに、島田紳助、明石屋さんま、村上ショージ、間寛平が登場、火の出るようなバトルトーク(?)であった。
特に紳助とさんまのカラミは、最近ではなかなか見られない。人とはこんなにしゃべれるものなのか。スゴイ。
六人のトークは芸術的であった。出る、引っ込むがきれいな流れの中にある。それぞれの持ち味が絶妙。
人を笑わすことを第一に考えつつ、かつ一番笑わすのは自分でありたい。素晴らしい芸人根性であった。

死ぬほど笑って、そして感動した。
上岡さん、お疲れさま。でももっと続けて欲しかったよ。


引退ってドラマだ。
今日は引退にまつわる(?)三つのお話でした。

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