☆ 明日6/26(日)開催! ☆ 現代音楽シリーズ《バロックは現代(いま)の音楽へ!》 前売チケット好評発売中! 【プログラム】 H. シュッツ/「カンツィオーネス・サクレ」Op.4 より G. F. ヘンデル/Dixit Dominus(主は言われた) HWV 232 武満 徹/室内オーケストラのための「雨ぞふる」 千原英喜/混声合唱のための「ラプソディー・イン・チカマツ」 〔近松門左衛門狂想〕
本年より時季を秋から夏へと移した「現代音楽シリーズ」、今回は『バロックは現代(いま)の音楽へ!』と題し、シュッツ室内合唱団の重要なレパートリーであるドイツバロック音楽と、現代の日本人作曲家によるオーケストラ・声楽作品との2本柱でお届けします。
バッハの100年前に生まれた「ドイツ音楽の父」ハインリッヒ・シュッツと、「メサイア」などで知られるヘンデルは、いずれも若くしてバロック音楽揺籃の地イタリアに学んだドイツ人音楽家です。
H.シュッツにより音楽を与えられた言葉が、生命を得て飛翔する「カンツィオーネス・サクレ」の厳しくもドラマティックな世界は、400年の時を経てなお鮮烈に私達の心に響きます。若き天才ヘンデルの代表作“Dixit Dominus”(主は言われた)は自由自在なリズムの躍動感が大きな魅力。血沸き肉踊り、興奮のうちに冒頭から終曲まで一気に聴かされてしまいます。
日本人作曲家による作品は、まずは今年で没後15年を迎える武満徹の魅力がふんだんに詰まった、室内オーケストラ作品「雨ぞふる」。そして、新しい作品を次々世に生み出している千原英喜のラプソディー・イン・チカマツ〔近松門左衛門狂想〕は、和太鼓や義太夫などの語りの要素を取り入れた、涙あり笑いありのエンターテインメント作品です。
名作曲家たちの個性が刻印された名曲のラインナップが、時代を超えて私たちに語りかけてくるものとは?
当間修一率いる大阪コレギウム・ムジクムが、36年間追究してきた音楽語法を通じてその真髄に迫ります。
バロックから現代までの音楽の旅にも似た多彩な音楽世界をどうぞお楽しみ下さい。
【2011/06/20】
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