『合唱講座』 Nr.63('12/03/19) 「撥音(はつおん)「ん」の扱い」
「撥音」というの名の由来は文字の跳ね上げられた姿に由来していると言われます。見た目からきた名前なんですね。
歌う場合、「ん」の発音の大切さは「響きの整え」という段階になってから特別に問題になってくる課題です。 歌の「ん」(特に「n」有声歯茎通鼻音〔詳細は後述〕)の響きは本当に美しい響きになります。合唱の(いや合唱にかかわらず独唱などでも)「ん」は全体の響きのバロメータです。 この響きを作ることが出来れば多くの発声上の「響き」は改善されると思います。
さてそれでは発声上の「ん」についての解説です。
日本語による「歌」を歌う場合、「ン」の発音に戸惑うことがありませんか?
【2012/03/19】