〜魂の響き〜

第5回東京定期公演

平成10年度文化庁芸術祭参加公演

朝日新聞文化財団助成公演

東京公演
日時11月3日(火・祝) 開場13:30 開演14:00
会場カザルスホール
曲目柴田南雄/宇宙について
ペルト/スターバト・マーテル
ペルト/マニフィカト
プーランク/ロカマドゥールの黒いマリアへの連祷
ロッティ/十字架にかけられ
ジョスカン・デ・プレ/オケゲムの死を悼む挽歌
合唱大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団
弦楽アンサンブル・シュッツ
指揮当間修一
料金S席¥5,000 A席¥4,000 学生¥2,000
PGチケットぴあ(03-5237-9990)
チケット・セゾン(03-3250-9990)
カザルスホールチケットセンター(03-3291-2525)
主催大阪コレギウム・ムジクム
お問い合わせ大阪コレギウム・ムジクム事務所(06-6929-0792)


満ちあふれる「魂の響き」〜解き放たれる作曲家の想い

 大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団の東京定期公演も5回目を迎えました。
 長年にわたって作品を取り上げてきた柴田南雄の作品を中心に、ルネッサンス、バロック期と現代20世紀の合唱音楽をお聴きいただきます。
 柴田南雄「宇宙について」は、《人間とは何か》という普遍的な問題、巨大な権力と個人の対比をテーマに、世界の諸民族の神話と祈りの音楽を題材に作曲され、シアターピースの形式で演奏される衝撃的な作品で、今年のドイツ演奏旅行でも演奏いたしました。この曲に込められた氏の強いメッセージをぜひお聴き下さい。
 また、これまで数多く演奏してきたペルトとプーランクの作品より3曲演奏いたします。ソロの弦楽を伴奏とするペルト「スターバト・マーテル」は、簡素な音の運びの中に感動が拡がる名曲です。また、プーランク「ロカマドゥールの黒いマリアへの連祷」は新たに設けられたパイプ・オルガンを伴奏に用い、女声合唱の響きをお楽しみ頂きます。
 この他にも、ジョスカン・デ・プレの名曲「オケゲムの死を悼む挽歌」、バロック期の作品でありながら現代音楽を想わせるロッティ「十字架にかけられ」と盛りだくさんの内容でお届けいたします。
 それぞれの作曲家が作品に残した熱い想い・・・大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団の演奏で、どうぞご満喫下さい!


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