No.548 '04/3/30

「楽典講座」のことを


先月2月から「楽典講座」なるものを開いています。
月に一度、「楽典」を紐解き、考えていきたいと思ってのことです。
何回連続になるか、終わるかはまだ判らないのですが、とにかく音楽のことについて事細かく追求していこうと思っています。

「楽典」とは、楽譜を書いたり演奏したりするときの「約束事」ですね。
音符はこう書きましょう、とか。こう書いてあればこんな風に演奏する約束ですよ、とかです。
解っているようで解っていない、ということを最近練習していて思うことが多いんですね。

まぁ、私がやらずとも書店にいけば何冊かの「楽典」あるわけで、それを見れば<事足りる>なのですが、どうせならば由来や音楽の解釈にも役立つような内容にしたいとの気持が強く、覚悟を決めて自ら説くことにしました。

例えばですね。

◇楽譜は五線紙に書いていくのですが、どうして「五線」なのでしょう?「六線」や「七線」ではダメなんでしょうか。
◇どうして「ドレミファソラシド」があって「cdefgabc」という呼び名もあるのでしょう?
◇「倍全音符」って何?
◇アラ・ブレーブってどういう意味?
◇「拍子」って意味は?

ということを考えてみようと思うんです。
これは音楽の歴史を追ってみることにもなるんですね。そこに人間の知恵を発見します!
そんなこと、やってます。

会場の雰囲気が伝わるでしょうか。
私がやるわけですから重苦しさはありません。(笑)

会場の様子1

会場の様子2

演奏する人たちもそうなのですが、鑑賞する人たちにもきっとお役にたつようなことではないかと思っています。
毎月しています。
どうぞお立ち寄り下さい。

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