No.580 '05/2/18

05年度「神戸公演」


「人間ドック」に入ったのですが、これが心配したとおり<イエローカード>が出てしまいました。
黄色信号、すなわち「気をつけなさい!危険!」ってことですね。
「頸椎症」と併せてどうやら私も「若いまま」ではいられなくなってしまったようです。(笑)

しかし、少し自覚症状というか、そろそろ「来る」と思っていたものですからショックはありません。
したくてもできない運動、そのくせ美味しいものを食べることには規制はなく(笑)、メンバーと一緒にいて語ることも好き、ときてるものですからどうしても健康維持のための条件は悪くなります。
しかたないですね。

さぁ、これではいけません。
さっそく回復に向かっての<猛烈突入>が開始されました。静かですが燃えています!(笑)
調べものをし、まとめ、その実践などで時間が取られ、ホームページの更新が滞りがちでした。
また、こういう時なのにスケジュールは満杯。仕事と我が身の事で頭が満杯。とにかく忙しい!。(笑)

そんな毎日の中、「神戸公演」が二日後に迫りました。
あの「大震災」から10年。
街として復興した神戸ですが、まだまだ「完全復興」とは言い切れません。
人の心の深い傷跡が消え失せるはずはありませんし、生活環境も被災者全員が元通りになったわけでもありません。
いつも気になる神戸です。

その地で演奏会を開く。
以下のような文章を添えました。

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「演奏にあたって」 

人間にとって何が大切か?
それは「愛」でしょう。
「愛」とは何か?
それはどれほどの思いを自身以外に注げるか、だと思います。

他者に思いを寄せる、それは寄せる者の「心のひだ」。
「ひだ」の多いほど心は深く通じ合えることができるのではないか、そう私は考えています。
もし、独りよがりの「思い」ならばそれは寂しいこと。
自身の事と同じように、心が熱くなるほど相手を思えることができればそれは「愛」。
「愛」とは思い遣る人の献身の内実。

あの「阪神大震災」から10年の歳月が流れました。
「愛」が必要とされた歳月でした。
見事に復興した神戸が眩しく映ります。
しかし、これからも必要とされる多くの人々の「愛」。
被災された方々にとってこの10年、それは想像を絶した復興への道。
まっすぐ伸びている「未来への道」もまた「愛」に満たされる「道」でありますように。

愛の歌を集めてみました。
私たちの愛のメッセージです。

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人って素晴らしい!
そんな演奏会にしたいです。

No.580 '05/2/18「05年度「神戸公演」」終わり