No.303 '00/6/26

「現代音楽シリーズ」が終わりました


心が重い朝の目覚めでした。
演奏会後の打ち上げの時に、「どうも絶対安定多数を確保したそうだ」という情報が入っていたからです。
選挙結果です。
帰宅してからも、詳しい状況が判らないまま疲れて寝てしまったんですね
で、心が重い目覚めだったんです

ニュースで、アメリカのワシントン・ポスト紙が<日本の民主主義はまだ、まだ>といった主旨の記事を掲載したそうですが、外から見た日本は理解しがたい国と映っていることでしょう。
選挙前では、あれほど首相批判、あるいは拒絶反応が顕著に示されていたのに、それが反映されない選挙結果。

しかし、結果的には<与党が激減>、<野党(とくに民主)が躍進>なんですね。
「遅々とした民主主義」、昨夜ほどのことはないにしても、まだまだスッキリしない私の朝ではあります。
<現状を変える>という壁は厚く、頑固ですね。

「現代音楽シリーズ」楽しかったです。
お客さんの入りが、今までになく伸び悩んでいたそうです。
日が悪かったのか、選曲に魅力が無かったのか等色々考えさせられましたが、演奏した側としては「面白く・楽しい」演奏会でした。
結果としては、若い人たちも多く(この層の反応がいつもながらとても良いんです)、また熱心に聴いて頂けるお客さんに恵まれた演奏会でした。

アンケートを読ませていただいたのですが、「現代音楽というのは苦手だったのですが、また聴いてみたくなりました」といったことが何人か書いておられました。こういった意見が一番嬉しいです。
「おらしょ」の作曲家、千原さんにも来ていただき、また柴田先生の奥様にもご来場いただきました。
柴田先生の奥様、純子(すみこ)先生とは次回演奏会のための資料をいただき、「人間について」の構成もいよいよ始まりました。

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