No.326 '00/9/29

日曜日から今日まで


「京都モンテヴェルディ合唱団」の演奏会が24日の日曜日でした。遠方からもお出で頂いていたそうで感謝です。
ミサ曲にもいろいろありますが、パレストリーナのミサ(「聖母被昇天のミサ」)は演奏する者にとっては難しいですね。
何よりもカトリックの教会音楽の様式に慣れなくてはなりません。そうでないとつかみ所のない演奏となってしまいます。
また、全曲を通してア・カペラということもあってハーモニーを保つためにもピッチが正しくなくてはならないのですね。
様式感ということではまだまだといったところですが、演奏のそのものの水準は上がっていると思います。これからもアプローチしていくつもりです。

モンテヴェルディのマドリガルは寸劇(?)を入れての演奏。これは評判もよく定着した感があります。毎回の台本が面白いです。担当の小野のセンスの良さが光ります。

後半の木下牧子「夢見たものは」、小林秀雄「優しき歌」では合唱団の日本語の発音に一段と磨きがかかってきたとかと思います。
ハーモニーも安定してきました。そして、今回はコーアマスターでもある山川美弥子が声の伸びもいちだんと冴えて彩りを豊かにし、テナーの河村誠司、飯沼正雄がソロを通して一層の進歩を示してくれました。これからが楽しみです。

打ち上げは会場近くのパスタのお店。美味しかったです。しかし、すごく疲れていたようで、この日は早々と家路へと急ぎました。

翌日は遅くまで寝ていようと思ったのですが、気がつけばwindowsのメンテナンスの続きなんかやってました。
この日は夜にお芝居を見に行くことになっていました。(ハードですね。スケジュールが)
演劇集団キャラメルボックスの「また逢おうと竜馬が言った」です。
楽しくて面白かったです。ギャグ満載の台詞、元気いっぱいの役者、観客には若いお客さんが一杯でした。いろいろなお芝居もあるものだと感心して見てました。ただ私にはすこし軽すぎて乗っていけなかったのは残念でしたね。

火曜日、午前中は原稿書き、しかしなかなか進まず途中で止め。
夜は合唱団の定練を休んで、関西六大学合唱連盟の練習へ。
200名を越える男声合唱です。11月にフェスでの演奏会。久しぶりの男声合唱、まだ練習がはじまったばかりですが楽しみです。

水曜日、マンスリーコンサートでした。
午前中、原稿書きに再びとりかかります。しかし、雑念が多くて書けません。
コンサート、4本のコントラバスのアンサンブル、珍しいブルッフの8重奏曲、そして「人間についての」デモ演奏、特に今月のベアーズ8期生のハーモニーは聴き応えのあるものでした。終演予定をこえてしまいましたがお客さんはお疲れだったかなぁ(少し心配)。
帰りは疲れも溜まっているようで、まっすぐ返るつもりだったのですが(ほんとうですよ)、いつも寄らせていただく美味しいお店の前を通ったのがいけません、つい自制心をなくして立ち寄ってしまいました。(笑)ここのお店のお料理が美味しいんです。疲れも取れるだろうと思ったのですが、美味しかって良かったのですが、疲れは取れてませんでした。(笑)

私のバイザーは木曜日はオフとなっていました。喜んでいたのですが、夜発声のレッスンが入っています。(いつもまにか予定が入ってしまっています。こういうとき悲しいですね)
午前中に書き上げるつもりだった雑誌社に送る原稿がなかなか書き上がらず、午後に持ち越し。
なんとか時間に間に合わせてFAXで送りました。(締め切りにはもう1日あったのですが、どうしても書き上げたかったのです)
その後、フラフラになってレッスン場へ向かったのですが(レッスン中に何度か立ちくらみがしてました)、それぞれの歌を聴いていると、その上達ぶりに疲れも忘れて気分は最高です。
立ちくらみは空腹からきたんだと自分に言い聞かせ、終わってから食事へと。
しかし、どうもそればかりではなかったようですね。すぐに帰りたくなり、帰宅したときは意識がもううろうとしてました。

今日の夜は定演をひかえている「りんどう」の練習。
まだ疲れが取れないですね。
今日こそ練習が終われば早く帰って休もうと思ってます。
明日からまた、今まで以上の過密スケジュールが待っているんです。

なんか、暗い日記でした。(笑)

No.326 '00/9/29「日曜日から今日まで」終わり