旅のお話その17〜長崎一泊〜


竹内もです。17回目です、忙しくて書く暇がありません。

長崎駅に着きました。
いい加減疲れていたので、この日はホテルに泊まることにしました。
と言っても、もちろん予約なんかしていません。駅に着いてからガイドブックを開けて探し始めました。
「とりあえず安い所、それで明日行く大浦天主堂に近かったらなお良い」てな感じで探したんですが、出島にあるビジネスホテル(名前忘れた)、宿泊費3500円、電話かけたら空いていた、でアッという間に決まりました。

宿泊先のホテルに向かうのに市電を利用しました。長崎駅付近は路面電車になっていたのが、京都の人間にとっては懐かしいものでした。
しかし路面電車と言っても道路が広く、車の行き来の邪魔にはならないのが京都市電や京阪京津線(両方とも今はない)とは違いました。良いです。
料金は一回100円。市内の主要観光スポットに行くのにとても便利なようです。

出島駅で降り、ローソンで飲み物と夜食を買い込みホテルに入ります。
部屋は・・・さすが3500円の部屋でした。いや3500円では高いでしょう・・・。

寝る前に明日の予定を立てる事にしました。明後日には京都に帰らねばならなかった(京都モンテの練習がある)ので、時間が限られてきたのです。京都へ帰る手段に‘ムーンライト九州’を使おうと思い始めていたので、明日9:00までに博多に行かなければなりませんでした。
それで明日は、大浦天主堂〜二十六聖人殉教地〜浦上天主堂、を基本ルートにして、後は足の具合と時間との相談ということに決めました。

ルートが決まればすぐ横になりました。ぐっすり泥のように眠りこけました。メチャクチャ疲れていましたから。ZZZ・・・。

朝起きればすでに9:00を過ぎています。チェックアウトは10:00まで。
急いでシャワーを浴びて、出発準備です。
足の具合はさほど変わらず、あまりたくさん歩けない事が予想できました。
部屋を出たのは9:55。ギリギリでチェックアウトです。

ホテルからまず向かったのは大浦天主堂。結構ホテルから近いようなので歩いていきます。
今日もいい天気で日差しがきつい。
足の具合もあるので近道しようとしましたが、そこは知らない土地、見事に間違えました。
完全に遠回りの道を選んでしまったのです。
それでも大浦天主堂への案内の矢印を見つけ坂を登っていくと、見えてきたのはお寺とお墓。
おんや?また間違えたかいな、と一瞬思いましたが、お寺の横を抜けると、その寺の横には西洋風の教会、大浦天主堂がそびえ立っていたのでした。

続く。

99.11.10

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