うえおとパンダロンの『さぬきうどん三昧の旅』

『谷川米穀店』

From: tueda@sunmoretec.co.jp
To: OCM-mlist@collegium.or.jp
Subject: [OCM:04889] [GW 旅行記 ]  さぬきうどん三昧の旅 Vol.1
Date: Tue, 4 May 1999 19:15:35 +0900
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うえおとぱんだろんの『さぬきうどん三昧の旅』
その1・・・谷川米穀店

今回の旅行は短期集中型で、何と、

 『自動車による明石海峡・鳴門海峡越え』

からはじまりました。うえおとぱんだろんの旅行としては、画期的
な事ですね。(^^)もちろん僕たちは、車どころか免許証ももって
いません。今回の旅行は、ぱんだろん父の自家用車で出発です。

さて、ぱんだろん父の高級乗用車には最新のカーナビがついて
います。しかも、今回の旅行のために、わざわざ明石海峡大橋
−鳴門大橋ルート対応ソフトにアップグレードしたといいますから、
気合の入り方が違います。(^^)

早速、第一の目的地、琴南町の『谷川米穀店』へ向けて出発です。
合唱団のHさんからお借りした『参考書』(この本のことは後で書き
ます。)によると、ここは、どこにも『うどん』という表示がなく、一見
してはうどんを食べさせる店とは分からないとのこと。店の入り口
には、ただ

   『米』

の一字があるばかりだとか・・・。しかも、うどんが食べられる時間
は午前11時から午後1時までのわずか1時間。もうこれは、カー
ナビ様にお出まし願うしかありません。

ぱんだろんの、最寄りのICは『美馬』であるという情報を、ぱ父が
カーナビにインプット。見事な連係プレー(?)です。カーナビに
経路・所要時間を計算させるべく、ぱ父がスイッチを押すと・・・

 『ピッ!経路の計算ができません。』

『ぴっ!』とちゃう、ちゅうの。(^^;)ICまでの経路計算が出来ひん
カーナビって・・・何者?(しかも最新版(^^;))

そんなこんなで、最新版のカーナビは役に立ちませんでしたが、
ぱんだろん親子の超人的な方向感覚と連係プレーで、スムーズに
目的地へ到着。無事にうどんを食する事ができました。

 # この親子にはカーナビなんぞいらんのとちゃうか?と思った
 # 事は、口には出さないでおきましょう。(笑)

さて、肝心の谷川米穀店です。前述したように、かなり『あやしい』
部類に入る店舗なのですが、通向け(?)のさぬきうどん解説書で
とりあげられているほどですから、GW中のこの日は、店の外にま
で行列が出来ていました。並ぶことが死ぬほど嫌いなうえおなの
ですが、うどんを食べるためにわざわざここまで来たのです。並ぶ
しかありません。

とオーバーに書きましたが、うどんを一杯食べるのに1時間もかけ
る人はいませんから、回転率は異常に速い。あっというまに順番
が回ってきて、あっという間に食べ終わりました。

 # 中でうどんを打ってたおじさんは大変そうでしたが。(^^)

所で、大阪の人間が何の予備知識もなく、谷川米穀店に入ると、
結構びびると思います。壁に貼ってあるメニューの基本は、

 ・小 ・・・ 100円
 ・大 ・・・ 200円

だけ。これに、あついの・つめたいの・卵入りなどのオプションが
つくのですが、注文して出てくるのはどんぶりに入った麺だけで
す。何とここに、テーブルの上に置いてある、醤油・酢・とんがら
し等をかけて食べるのです。

事前に、『讃岐のうどんは、純粋に麺を味わうらしい』という予備
知識を仕入れていたのですが、ここまで徹底しているとは・・・。

 # 食べ方の流儀は、店ごとに全然違うようですが。

で、お味の方ですが・・・確かに、麺のコシというか、固さは、
大阪の一般店では味わうことが出来ない物でした。おいしかった、
と言ってよいでしょう。『さぬきうどん修行』が始まったばかりの
僕のには、まだまだその奥深い所までは判らないのですが・・・。

その1・・・おわり

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