うえおとぱんだろんの山形紀行その20

『最終回』

From: UEDA Tatsuya 
To: OCM-mlist@collegium.or.jp
Subject: [OCM:04766] 山形紀行その20
Date: Fri, 29 Jan 1999 00:33:01 +0900
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うえおとぱんだろんの山形紀行その20
『最終回』

クライマックスの山形の夜を過ぎてからも、だらだら
と続いてきたこの連載ですが、いよいよ最終回です。

どんな感動的な最終回を迎えるのかと、わくわくされ
ている読者の皆様には申し訳ないのですが、ここから
先は、特筆すべき事はないんです。(^^;)

強いて言えば、朝8時過ぎに出る電車に乗った事くらい
でしょうか?こんなに早く始動するのは、うえおとぱん
だろんの旅行としては画期的です。(笑)

ホテルから富山駅前まで、やはり市電に乗りました。
大阪や東京の様に自動車が多いとどうしようもないで
すが、この規模の街には、やはり市電(トラム)が便利
ですよね。(^^)

 # これは、ヨーロッパの各都市でも実感しました。
 # ある程度より大きな街では、地下鉄(メトロ)が
 # 便利です。

以下、神戸までの旅程を記します。

 8:15   富山発(金沢−小松間快速)
10:56   福井着
11:15     発
12:59   長浜着
13:09     発(新快速 姫路行き)
14:54   神戸着

てな具合で、3時半頃には、ぱんだろんの実家、垂水
へと到着しました。そして、年末のうち持ち込んでおいた、
『蘭奢待』の一升瓶を、6時間程かけて飲み干してしまっ
たのでした。

 # もう、最高に美味かったです。(^^)

最終回・その20おわり。

=== おまけ ===

『蘭奢待』(らんじゃたい)
東大寺正倉院に納められている香木。皇室の秘蔵の宝で、
門外不出。聖武天皇の時代に渡来して以来、先日始めて
一般公開された。

足利義満が、その権勢の最大であったときに、ほんの一
切れ切り取ることを許された。これを知った織田信長は、
ならば自分は・・・とばかりに、ごっそりと切り取った
というのは、有名な話。

 # http://www.narahaku.go.jp/97shoso/49main5.html
 # あたりを参照してください。

ただし、そんな名香が一升瓶に入っている訳がありません。
ここで言うのはもちろん、名香の名を冠した『日本酒』
です。『蘭奢待』の名を冠するだけあって、すばらしい
香りです。さらに、飲み口が秀でており、気付いたときに
は、既に一升が無くなっておりました。(^^;)

岐阜は養老の酒蔵だったと思うのですが、蔵の名前は忘れ
ました。(すいません。m(_ _)m)滅多に手に入らない銘酒
だそうで、今回は山形でもお世話になった、ベースのゆき
ちゃんこと、坪沼雪人君がつてをたぐって、特別に入手
してくれました。感謝。(^^)


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UEDA TATSUYA
tueda@sunmoretec.co.jp
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