旅行記その10

『夕日に映える(その2)・・・旧市街広場周辺』


旧市庁舎周辺の黄昏。向こうに見えるのはティーン教会。
天文時計をバックにパンダロンを写した写真は、時計が
大きすぎてパンダロンの存在が判らなくなったので割愛。(^^;)
半年ぶりの更新です(笑)。夏にまたドイツに行くので、それまでにはこの連載を終わらせたいと思っていますが・・・。

カレル橋の上からプラハの黄昏を満喫したうえおとパンダロンは、カレル橋を渡って、旧市街の方へと向かうことにしました。

旧市街の中心、旧市街広場には旧市庁舎があり、その壁には大きな天文時計がかかっているそうです。ガイドブックにはこの天文時計について、『不思議な』とか、『カレンダー』『プラネタリウム』等といった、興味をそそる言葉が連ねられています。さらに、毎正時に仕掛けが動き出し、『死神』や『12使徒』がゆっくりと動き出すというのです。折良く、その日最後の仕掛けが動く時間が近づいています。(間を開けすぎて、何時だったか忘れてしまいました。(^^;)たぶん、8時か9時だったと思うのですが。)

こ〜れは、見っに行〜かなければな〜りませんっとっ(小枝風)。うえおとパンダロンは、迷路のような旧市街の町並みを、観光客とおぼしき人たちの後ろついて行きながら(!)、旧市街広場へと急ぎました。

広場には、宗教改革の先駆者ヤン・フス像があり、その台座の階段には多くの若者が腰掛けておりました。広場には、屋台の様なカフェもあり、例によってビールでも飲もうかと、相談しました。その時うえおたちの目に留まったのが、旧市庁舎・天文時計の真ん前にあるカフェの、バルコニー席(?)です。(路上に店が張り出しているだけですが。)

『多少高いかもしれんけど、時計の真ん前で場所もええし、ここで休憩しながらビールでものもか?』

という事で、相談がまとまりました。これでもか、という位、テーブルが並べられていて、テーブルとテーブルの間を移動するのも困難な状況だったのですが、幸い、時計が良く見えるテーブルを確保することが出来ました。

ヨーロッパでビールを注文すると、大体どこの国でも500cc位のタンブラーに入って出てきます。そんなのが、1杯160Kc位だったでしょうか。日本円にすると、500〜600円位です。日本なら、普通の感覚ですよね。でも、今回泊まったペンションは、一人一泊800Kcくらいしかかかって無いことを考えると・・・。

まぁ、天文時計の真ん前の、超1等地であることを考えると、これくらいのプレミアは付いても仕方がないか・・・と、とりあえず納得しておきました。実は、この時点では、『プラハの物価』について、まだ何も判っていかった事が、後で判明するのですが。

所で、肝心の天文時計ですが。これがすごい。確かに見た目に美しいし、立派な時計です。しかし素人の目では、一体何が『天文』なのか、良く判りません。何よりもずっこけたのは、これだけ期待して見に来た『からくり』ですが・・・。確かに、人形が動いて、横切って行きます。しかし、どれが悪魔でどれが12使徒なんですか?(−−;)まぁ、良いんですけどね、見るのにお金がかかった訳じゃないから・・・。高いビールは飲んだけど。


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