旅行記その11

『プラハの物価・・・Nove Butoviceでは?』

今回は写真がありません。何で撮らんかったんかなぁ?(^^;)

さて、うえおの事を良くご存じの方は意外に思われるかもしれませんが、これでも結構慎重派なんです。(臆病とも言う。)初めて訪れる町では、夜間には外出しないように心がけています。(と、言ってもヨーロッパでは、夏場は9時、10時までは明るいので、結構遅くまで楽しんではいますが。(笑))

そう言う訳で、プラハ初日の夜はこの辺りでお開きにする事にしました。地下鉄でNove Butovice(Penzion Ivanaの最寄り駅です。)まで帰ってきたのが、10時くらいでしたでしょうか。日本での生活時間帯からすると、まだまだ宵の口です。『素面(しらふ)』では、とても眠れません。(誰がシラフやって?そんだけビールを飲んどいて!)

という突っ込みはさて置いて、とりあえず、チェコのビール(チェコ語でPivo)を飲まなければなりません。Nove Butoviceで、ビールを売っているお店を探そうと・・・辺りを見回しても、店の『み』の字も見あたりません。写真を撮らなかったのは大失敗だったのですが、このNove Butovice、日本で言うと、『泉北ニュータウン』の様な所です。駅前には、見渡す限りの緑が・・・もちろん、こんな時間に開いているお店はなさそうです。

しかし、捨てる神有れば拾う神有り、とは良く言ったものです。(僕はこの言葉は落語で覚えましたが。)駅前に、屋台の様な『売店』があるではないですか。どうやらビールはもちろん、仕事帰りの人たちが買うような日用品一式は何でも置いている様です。(屋台というよりは、コンテナの方が近いかも知れません。(^^;))

もちろん、ここで使う言葉はこれしか有りません。(^^)

『Pivo, bitte!』(何語や?)

ここまでは通じたようですが、問題はここからです。まず、何本欲しいのかを告げなければなりません。これはとりあえず、『指会話』で何とか通じました。次に、『アテ』が必要です。一番良いのは、勿論、ソーセージなんですが、コンテナの窓口から店内(?)を覗くと、『生ソーセージ』を始めとした肉類が無造作にぶら下がっています。普通に注文すると、『生ソーセージ』が出てきそうです。これは頂けません。ここは安全策を取って、『チーズ』にしましょう。

う:『Kaese, bitte!』(・・・ウムラウトの出し方が判らないもので・・・)
店:『○×△◇???』(どうやら、通じない様です。)
う:『Kaese, Kaese!! Ich moechte Kaese...』

さっぱり通じません。(^^;)その時、背後から救世主の声が・・・

声:『Cheese?』
う:『Year,I wanna...!』

と、後ろを振り向くと、そこには仕事帰りのおじさん達の長蛇の列が・・・(^^:)

たまたま、僕らの直後に並んだ若いお兄さんが、少し英語が出来たようです。おかげで、無事にビールとチーズを買うことが出来ました。(それでも、おつりのやりとりには苦労しましたが。)

おじさん達に迷惑をかけ、優しいお兄さんに助けられて、うえおとパンダロンは無事にビールを買うことが出来ました。ペンションへの帰り道、パンダロンが言うには・・・

ぱ:『何で、ビール6本も買うの?』
う:『え?いや、2泊もあるし、それくらい飲むかな、と思って・・・。』

そう、うえおはいつもの調子で、ロング缶を6本も買ってしまったのでした。日本でなら、昼間は飲まないので夜は確かにそれくらいは飲むでしょう。(日本酒も含めたビール換算で。)しかし、ここは『ヨーロッパ』です。しかも、演奏旅行も終わって、昼間からビール三昧の日々を過ごすであろう、という現実を忘れていました!
まぁしかし、買ってしまった物は仕方ありませんね。(^^)

さて、ここからやっと本題です。(長い前振りやなぁ・・・)
この時、うえおとパンダロンが買ったのは、ロング缶ビールが6本と日本の6Pチーズの一回り大きいのが一箱。Nove Butoviceの『屋台売店』では、これが総額・・・ 何と100Kcを少し越える位!(日本円では500〜600円)旧市街広場のカフェのビールの値段って、何?

プラハの物価の話は、まだまだ、これでは終わりません。が、次回は、ちょっと休憩して、プラハの観光地で撮ってきた写真をご紹介することに致しましょう。へたくそな写真ですが、『プラハの良さ』を垣間みて頂ければ幸いです。


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