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Date:  Thu, 24 Jan 2002 23:46:02 +0900
From:  OCM-Mag-admin@collegium.or.jp
Subject:  [OCM-Mag:00023] □■コレ・マガ■□ −第21号−
To:  OCM-Mag@collegium.or.jp
Message-Id:  <20020124234228.C0AA.KANKAN@remus.dti.ne.jp>
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□■コレ・マガ■□

【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】

                      (NO.021 2002.1.25 発行)
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※このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクムの活動状況、演奏会、
 CD発売などの最新情報をお伝えいたします。

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今週末の土日はいよいよ今年の室内合唱団と声楽アンサンブルのメンバーを決
めるオーディションが開催されます。受験する団員は緊張の連続ですが、いろ
いろな人のソロを聞くことが出来る滅多にない機会でもあります。今年はどん
なメンバーが選出されるのか、ご期待ください。
さて、今週の□■コレ・マガ■□をお届けいたします。
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┏♪今週の目次♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  1.一意直到 〜当間です〜
  2.今週のトピックス − シュッツの連続演奏にむけて −
  3.演奏会情報 − マンスリーコンサート −
  4.ホームページ更新情報 

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪今週の目次♪┛

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◆◇◆◇ 一意直到 〜当間です〜 ◆◇◆◇

今日は今年演奏する曲目の中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思
います。H・シュッツの連続演奏のことは以前にも書きましたので省くことに
して、「現代音楽シリーズ」での曲について書きますね。

■シュニトケ[Alfred Garrievich Schnittke](1934〜1998)の「レクイエム」

合唱、オルガン、種々の打楽器、そしてエレクトリック楽器(ピアノ、ギター)
という壮大な編成。
以前から話題となっていた曲なのですが、今回演奏することにしました。
まだ、調べてはいないのですが、我が国でこれまでに演奏されているのでしょ
うか。
シュニトケ氏は露→独へと移り、ドイツ−ハンブルクに定住されていたとか。
ソ連を代表する前衛的作曲家として以前から世界的に知られていましたが、現
在では作風も多様式になり、私の感性を刺激する範疇に入ってきました。今か
ら演奏するのが楽しみの一曲です。

■千原英喜(1957〜):二群の混声合唱のための「阿知女作法」(あちめのわざ)

「阿知女」とはアマテラスオオミカミのこと。
この作品とても楽しみなんです。
楽譜を見ながらワクワクしています。
詳しい曲の背景についてはもう少し経ってから書こうと思っていますのでお待
ち下さい。

もう一つのシリーズ「邦人」では祈り三部作の最後の作品として期待していた
曲が鈴木憲夫氏から送られてきました。

■鈴木憲夫:混声合唱組曲「永久ニ」(トコシナニ)

「祈祷天頌」(きとうてんしょう)、「地蔵礼讃」、そして「永久ニ」の三曲
を作者は「祈り三部作」と呼んでいます。
その最後の曲ができたのですね。
氏ならではの熱い音楽にまたまた触れることができて嬉しいです。

以上、先ずは三曲ご紹介させていただきました。
他の曲目についてはまたお知らせしたいと思っています。
今年も沢山の曲と出会えます。
その出会えた曲の素晴らしさが伝わるような演奏をしたいですね。
今年もどうぞよろしくお願いします。


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◆◇◆◇ 今週のトピックス ◆◇◆◇

                       ベースソリスト:長井洋一

今年は、マンスリーコンサートで「小宗教コンチェルト集」、「シンフォニエ
・サクレ」を本格的に演奏することになり、演奏者である私自身も本当に楽し
みにしております。シュッツ室内合唱団は現代音楽の演奏も多く、またそれに
高い評価をいただくようになっております。現代音楽は旋律も和音も斬新で刺
激的ではありますが、逆に生身の身体には不自然なものであることも多くなり、
変なストレスに悩まされることもあります。

しかし、シュッツの音楽は違います。自然な旋律と和音進行が、音というより
「振動」が頭のてっぺんからつま先まで染み渡り、身体を包んでくれます。身
体にたまった不純物を取り除いてくれる気がします。声帯が、身体が、リフレ
ッシュされていくのがわかるのです。もちろん、私などとうてい及ばない高い
精神性に触れることができるのもシュッツならではです。シュッツを歌うと身
も心も健康になれる、そんな気がするのです。ですから、お聞きになる方々も
シュッツの演奏を楽しみにされているとは思いますが、演奏する私自身もすご
い楽しみにしているわけです。


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◆◇◆◇ 演奏会情報 ◆◇◆◇

H.シュッツ連続演奏シリーズの第1回目です。どうぞお聴き逃しなく!
休憩時間にはお茶とお菓子でおくつろぎいただけます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Monthly Concert━
■ マンスリーコンサート 【音楽市場】 No.242 ■
                     2002年1月30日(水) 午後7時開演
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【曲目】
●W.A.モーツァルト 管楽セレナーデ ハ短調 「ナハトムジーク」K.388
  オーボエ/福田淳、岸さやか   クラリネット/鈴木祐子、村上てるみ
  ファゴット/渡邊悦朗、野崎実果    ホルン/細見由紀子、高野葉子
  コントラバス/林武寛

●ボロディン 弦楽四重奏曲 No.1
  ヴァイオリン/森田玲子、日比浩一
  ヴィオラ/法橋泰子  チェロ/柳瀬史佳

●H.シュッツ クライネ・ガイストリヒェ・コンツェルテ op.9(連続演奏)
  「われは臥して眠る」 SWV.310
  バス独唱/長井洋一

●H.シュッツ シンフォニエ・サクレ op.10(連続演奏)
  「主に向かって新しき歌をうたえ」 SWV.342
  ソプラノ独唱/倉橋史子

●H.シュッツ ガイストリヒェ・コアムジークより No.17
  「言葉は肉体となり私達の内に宿った」
  合唱/大阪H.シュッツ室内合唱団

●G.F.ヘンデル オペラ「セルセ」より
  オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)

●G.F.ヘンデル 合奏協奏曲 op.6-6
  ヴァイオリン独奏/森田玲子、棚田めぐみ
  合奏/シンフォニア・コレギウム大阪


【料金】一般2,000円 シュッツの会会員1,300円 学生1,000円

【会場】日本福音ルーテル大阪教会
  (地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車、1-B出口より徒歩1分)

こちらから地図がご覧になれます↓↓↓
http://www.collegium.or.jp/images/lutheran.gif

お問い合わせは、大阪コレギウム・ムジクム事務所(06-6929-0792)まで。

─────────────────────────Monthly Concert─

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◆◇◆◇ ホームページ更新情報 ◆◇◆◇

このコーナーでは、大阪コレギウム・ムジクムのホームページ
http://www.collegium.or.jp/
の最新の更新情報をお届けします。

●当間の日記
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/html/diary.html
No.411  「離れ」の話【1/22更新】

●1/30のマンスリーコンサート会場(New!)の地図
【ルーテル大阪教会】
http://www.collegium.or.jp/images/lutheran.gif


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