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Date: Fri, 14 Jan 2011 01:39:16 +0900
From: OCM-Mag-admin@collegium.or.jp
Subject: [OCM-Mag:00479] □■コレ・マガ■□ −第470号−
To: OCM-Mag@collegium.or.jp (OCM-Mag ML)
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□■コレ・マガ■□

【大阪コレギウム・ムジクム メールマガジン】

                        (NO.470 2011.1.14発行)
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※このメールマガジンでは、大阪コレギウム・ムジクム(OCM)の活動状況、
 演奏会、CD発売などの最新情報をお伝えいたします。

┏♪今週の目次♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 1.一意直到 〜当間です〜
 2.1/26(水)は2011年最初のマンスリー・コンサートです!
 3.男声合唱団《風童》第2回演奏会と神戸公演の日程が決定しました!
 4.演奏会情報
 5.ホームページ更新情報
 6.編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  # 大阪コレギウム・ムジクム創立35周年記念作品委嘱のため #
  #  2011年3月末まで皆様からのご寄付を募っております  #
   # 皆様のあたたかなご支援を心よりお待ちしております #
    #    ご寄付のお申し込み、お問い合せは    #
     #    office@collegium.or.jpまで    #
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1.一意直到 〜当間です〜
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昔、パイプオルガンを弾いていました。弾くのが大好きでしたが、最初は少し
悩みました。それは、頻繁に音色が変えられないということ。それに、大きさ
(強さ)も細かく変えられないということでした。それらを変えるためには
パイプ列を両手両足を使って素早く操作(ストップ操作)させる必要があった
からです。
オルガン音楽はそもそも現代とは違った様式観で奏し、また聴かなければなら
ないと知ったのは少し後のことでした。

今週末には学生による定期演奏会があって、彼等に思いの丈で歌って貰おうと
の過程で、上のような事を考えていました。「心を音に乗せる」そんな奏し方、
歌い方はどの様に音を扱えば良いのか?
そのことはあのオルガンを弾いていた経験が多いに役立っているというわけで
す。

音と音とを繋ぐことと、大きさ(強さ)とが密接に関連付けされなければなり
ません。またそのように付けられたメロディーは一定のテンポではなく、速度
の変化が必要です。
各パート間のバランスや独立性を保つには、どう音(声)を発音させなければ
ならないかという問題もあります。イントネーションとアーティキュレーショ
ンのコントロール、すなわち抑揚と音の切り方のコントロールです。
オルガンとの関連でチェンバロも弾きます。チェンバロでは調律を毎回しなけ
ればなりません。
調律師の方ではなく、弾き手が整えます。これはピッチや音程の取り方との格
闘に繋がっています。
すなわち、心の動きを音に乗せるためには、音程の変化もいる、と更に知った
わけです。

「心を音に乗せる」、色々とコントロールしなければならないことも多いので
すが、大いに学生たちにはそれらを踏まえて歌って貰うつもりです。
明日がその本番です。心良く彼等の喜び一杯の演奏となるよう、音を運んでい
きたいと思っています。

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2.1/26(水)は2011年最初のマンスリー・コンサートです!
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1月26日(水)、2011年の演奏会スケジュールの幕開けは、今回で341回目を迎え
るマンスリー・コンサート《音楽市場》です!

今月のマンスリーは、2月初旬のオーディションで改選される2010年度の「室内
合唱団」にとっては、年度の最後となる演奏会でもあります。

今回お聴きいただくのは、バロック時代の巨匠の音楽。
合唱では、昨年末のマンスリー・コンサートでも大好評をいただいたJ.S.バッ
ハのカンタータを再びとりあげます。今月演奏する150番は、バッハがワイマー
ルの宮廷オルガニストに就任してすぐに書かれた作品です。
今週から早速始まった練習では、若きバッハが渾身込めて書いたであろう、技
巧の数々と取っ組み合いつつも、熱〜いエネルギーが溢れるのをひしひしと感
じました。
本番がどのような演奏になるか、今から本当に楽しみになっています!

また管弦楽では、「ボヘミアのバッハ」と呼ばれるJ.D.ゼレンカの作品から。
ゼレンカは、バッハが尊敬した作曲家(バッハより6歳年上の先輩にあたります)
で、ドレスデンの宮廷で活躍しました。近年までほとんど知られていなかった
のですが、非常に重要な作曲家として見直されつつある注目の存在です。
今回は、ゼレンカの作品の中でも比較的知られている6曲のトリオ・ソナタのう
ち、第3番を演奏します。

同時代を生き抜いた2人の巨匠の音楽をぜひ聴き比べてみてください。
他のプログラムも、決まり次第順次ホームページや□■コレ・マガ■□で発表
してまいります。どうぞご期待ください!

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3.男声合唱団《風童》第2回演奏会と神戸公演の日程が決定しました!
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OCM合唱団、京都C.モンテヴェルディ合唱団、名古屋ビクトリア合唱団の男声
メンバーにより2009年に創立されました男声合唱団《風童》の第2回演奏会と、
約6年ぶりとなります神戸公演の日程が、下記のとおり決定いたしました!

   *♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*

【男声合唱団《風童》第2回演奏会】
 *日時* 8月21日(日) 開演時刻未定
 *会場* 名古屋市熱田文化小劇場

【神戸公演Vol.5】
 *日時* 11月13日(日)開演時刻未定
 *会場* 神戸朝日ホール

   *♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*

曲目等の詳細につきましては、この□■コレ・マガ■□、またホームページな
どで随時お知らせさせていただきます。どうぞご期待下さい!

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4.演奏会情報  http://www.collegium.or.jp/html/ensoukai.html
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■今週の新着情報■
・1/26 マンスリー・コンサートの曲目を追加しました。

■今週の割引情報■
 《3/13 名古屋公演》
   コレ・マガ割引(300円引きほか)をご利用ください。
    ↓お申し込みはこちらから。
    http://www.collegium.or.jp/html/ticket_magazine.html
    または office@collegium.or.jp まで
 ※65歳以上割引は各定価より300円引き。コレ・マガ割引との併用も可です。

♪♪学生、高校生以下、65歳以上割引は当日発売及びOCM事務所のみでの
  取扱いです。すべてのお問い合わせはOCM事務所(06-6929-0792)まで♪♪

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■ 1/26(水)                  日本福音ルーテル大阪教会
第341回マンスリー・コンサート【音楽市場】         午後7時開演
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http://www.collegium.or.jp/html/monthly.html
料 金:一般/2,000 シュッツの会会員/1,300 学生/1,000 高校生以下/無料
お 話:当間修一
曲 目:J.D.ゼレンカ/ソナタ 第3番 変ロ長調
        オーボエ…福田淳、衣笠巴瑠菜
        チェロ…大木愛一 コントラバス…林武寛
        チェンバロ…沖田明子
    J.S.バッハ/カンタータ第150番 〓NEW〓
          "Nach dir, Herr, verlanget mich" BWV 150
          (主よ、われ汝をあおぎ望む)
                              ほか

☆今後のマンスリー・コンサート【音楽市場】☆
   第342回  2月23日(水) 午後7時開演
   第343回  3月23日(水) 午後7時開演
   第344回  4月29日(金祝)午後3時開演
   第345回  5月25日(水) 午後7時開演
   第346回  6月29日(水) 午後7時開演

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■ 3/13(日)                三井住友海上しらかわホール
第4回名古屋公演                    午後4時30分開演
   <〜現代を紡ぐ、伝統につながる〜>
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http://www.collegium.or.jp/html/nagoya04.html
料 金:S/5,000 A/4,000 B/3,000 学生/2,000 高校生以下/1,000
    〔コレ・マガ割引価格〕
    S/4,700 A/3,700 B/2,800 学生/1,800 高校生以下/900

曲 目:林  光/宮澤賢治の詩による混声合唱曲集より
    木下牧子/たいようオルガン(詩:荒井良二)
           ―混声合唱とオーケストラのための―
                       【2010年委嘱 名古屋初演】
    千原英喜/CANTATA<FLOOD>・カンタータ<洪水>
         ―ギルガメシュ叙事詩・第十一の書板「大洪水の話」より
               【2009年関西学生混声合唱連盟委嘱初演/
                『増補完全版』2010年OCM委嘱 名古屋初演】

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5.ホームページ更新情報
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大阪コレギウム・ムジクムのホームページ http://www.collegium.or.jp/
の最新更新情報をお知らせします。

●当間のトップページ
http://www.collegium.or.jp/~sagitta/index.html
写真ブログ (11/01/10)

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6.編集後記
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1月も半ばとなり、例年ならば室内合唱団のオーディションに向けてまっしぐ
らに個人練習を重ねる時期なのですが、今年は少し様相がちがいます。当間先
生のHPなどにもしばしば書かれている通り「三重五章」の録音が来週に迫って
いるのです。フォンテック制作の作品集「柴田南雄とその時代 第二期」に収録
するための録音です。久しぶりに柴田先生のシアターピースに触れてみると、
やはり先生のお人柄そのもの、知性の中にも親しみとなつかしさとおもしろみ
が詰まっていて、私たちのもうひとつの原点に立ち返るような気持ちがします。
実はすでに「柴田南雄とその時代 第一期」にも、私たちの「自然について」
そして名古屋ビクトリア合唱団による「歌垣」が収録され、刊行されています。
(http://www.fontec.co.jp/blog/04/ )この件、また追って詳細ご報告させて
いただきますのでどうぞお楽しみに!(中橋)

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