OCM歌唱発声法とは
大阪コレギウム・ムジクム主宰・常任指揮者 当間修一が提唱する発声と音楽づくりのメソッド「OCM歌唱発声法」を習得・実体験いただくため、2004年に東京から始まって以来大好評を博し、その後、名古屋、京都へと開催地を広げてきた「当間修一合唱講座」。
今年の夏も、名古屋・東京・京都の3都市で開催いたします!
当間修一が提唱する『OCM歌唱発声法』の基盤は、頭声(ファルセット)と胸声の間にある「声のひっくり返り」を無くし、2つの声区を滑らかに移行できるように調整された声「ヴォーチェ・ディ・フィンテ」。日本人の筋肉や骨格に合い、日本語を明澄に発音させることができ、そして何よりよく「ハモる」純粋なハーモニーを生み出すことのできる発声法です。
3日間の講座では、初日に科学的根拠に基づく発声法レクチャー(理論編)、続いて実践編として2日目に個人レッスン、3日目にアンサンブルレッスンを行います。
レッスンでみるみる変わっていく受講生の方の声とハーモニーを実際にご体験いただくことで、これからの合唱活動が更に楽しく、更に広がっていきます。
これまでにご参加いただいた皆様も、今回が初めてという皆様も、この理論と実践を3日間で是非ご体験ください!
日時・会場
| 1日目 | 2日目 | 3日目
|
---|
OCM発声法レクチャー | 個人レッスン | アンサンブルレッスン
|
名古屋
| 7月29日(金) 18:30〜終日
| 7月30日(土) 11:00〜終日
| 7月31日(日) 11:00〜終日
|
---|
会場:ロゴスセンター(南山大学名古屋キャンパス内)
|
東京
| 8月5日(金) 18:30〜終日
| 8月6日(土) 11:00〜終日
| 8月7日(日)
11:0012:00〜終日
|
---|
会場:日本福音ルーテル大岡山教会(東京都大田区)
|
京都
| 8月26日(金) 18:30〜終日
| 8月27日(土) 11:00〜終日
| 8月28日(日) 13:00〜終日
|
---|
会場:ひと・まち交流館 (京都市下京区)
| 会場:日本基督教団 室町教会 (京都市上京区)
| 会場:日本基督教団 室町教会 (京都市上京区)
|
【お知らせ】
京都会場 個人レッスンの「受講」は定員となりました。また、アンサンブルレッスン「受講」の個人お申し込みはまだ若干の空きがございます(グループでのお申込は締め切らせていただきました)。
個人レッスン・アンサンブルレッスンいずれも、「聴講」は引き続き当日まで受け付けております。
♪ 個人レッスンとアンサンブルレッスンは公開レッスン形式となりますので、実際に講師によるレッスンを受けていただく「受講」のほか、
会場でレッスンの模様をご覧いただく「聴講」もお選びいただけます。
♪ 単日の受講・聴講も可能ですが、全講座を通して受講・聴講いただくことでより理解を深めていただけます。(3日間全てにご参加の場合には割引特典がございます)
特に個人レッスンの受講に関しましては、原則1日目の発声法レクチャーの受講をお願いしております。
お申し込みはレクチャーと個人レッスンの両方をご受講いただける方を優先させていただきますのでご了承ください。
♪ 個人レッスンを受講される方は、同日の他の受講者の方のレッスンの聴講が可能です。(聴講は出入り自由です)
♪ 開始時間は変更となる可能性がございます。なおご都合がつきにくい方はご相談ください。
♪ 東京・名古屋・京都での受講・聴講はご自由に組み合わせてお申し込みいただけますが、その旨ご相談下さいませ。可能な限り対応させていただきます。
内容
●OCM発声法レクチャー(1日目) 講師:当間修一
- ヴォーチェ・ディ・フィンテを基盤としたOCM発声法について、図解や映像を用いながらわかりやすく説明します。
●個人レッスン(2日目) 講師:当間修一・倉橋史子
- 当間修一と倉橋史子、2名の講師による2つのクラスを開設します。
- 個人レッスンで必要な理論を1日目のレクチャーでご理解いただいた上で、受講いただきますようお願いしております。
限られたレッスンの時間を有意義に過ごしていただくためにも、レクチャーの受講を原則必須とさせていただきます。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
●アンサンブルレッスン(3日目) 講師:当間修一
-
アンサンブルレッスンは、以下から選んでお申し込み頂きます。
- (1)グループでの受講
- 事前にグループを組んでレッスン曲(アカペラ作品を自由に選曲)を練習の上、受講頂きます。
- (2)個人での受講
- 課題曲のご希望を元にグループを組み、当日レッスン前に練習を行ってから受講頂きます。
<課題曲(名古屋会場・東京会場)>
- T. L. de ビクトリア/Ave Maria(4声)
- 当間修一編曲/故郷(テキスト「ヴォーチェ・ディ・フィンテとその実践」より)
<課題曲(京都会場)>
- T. L. de ビクトリア/O quam gloriousm
- 当間修一編曲/埴生の宿(混声合唱曲曲集「日本こころのうた 秋冬編」より)
 ♪ 当講座では、当間修一著『ヴォーチェ・ディ・フィンテとその実践』(全音楽譜出版社)をテキストとして用いますので、受講される皆様にはご購入をお願いしています。
♪ テキストのご購入は合唱楽譜の専門店パナムジカをご利用ください。
※『OCM歌唱発声法』関連書籍・DVDのご案内はこちら
受講料・聴講料
| 受講料(当日の聴講を含む) | 聴講料
|
---|
一般 | 学生 | 高校生以下 | 一般 | 学生 | 高校生以下
|
---|
1日目 | OCM発声法レクチャー | ¥3,500 | ¥2,500 | ¥1,500 | ―
|
---|
2日目 | 個人レッスン | ¥6,000 | ¥4,500 | ¥3,500 | ¥2,000 | ¥1,500 | ¥1,000
|
---|
3日目 | アンサンブルレッスン(1人当り) | ¥5,500 | ¥4,500 | ¥3,500 | ¥2,000 | ¥1,500 | ¥1,000
|
---|
♪ 3日間ともご参加の場合は割引がございます。
(3日とも受講の方:上記合計より1,000円引き、受講+聴講で3日間ご参加の方:上記合計より500円引き。)
お申し込み・お問い合わせ
◎会場へのアクセス等詳細情報は、下記の各講座主催合唱団ホームページをご覧ください。
◎お問い合わせ・お申し込みにつきましては、上記ホームページに記載の各講座主催合唱団まで。
もしくは大阪コレギウム・ムジクム事務所までお寄せください。
- 一般社団法人 大阪コレギウム・ムジクム 事務所
- 〒540-0021 大阪市中央区大手通1丁目1-13 GIパールビル2F
Mail:office@collegium.or.jp
TEL:06-6926-4755(平日10時〜18時)
FAX:06-6926-4756
講師紹介
- ■当間 修一(「大阪コレギウム・ムジクム」主宰・常任指揮者)
-
大阪音大在学中よりバッハの音楽に傾倒、オルガニスト及び通奏低音奏者として研鑽を積む。1975年大阪コレギウム・ムジクムを設立。新しい発声法、新しい運営法、新しい合唱メトードを生み出した。1977年「大阪コレギウム・ムジクム合唱団」を創設し、以降常任指揮者として世界でも類をみない合唱団、オーケストラへと発展させ、国内外で高い評価を得ている。2013年「一般社団法人 大阪コレギウム・ムジクム」に法人化。
「ハインリッヒ・シュッツの作品の演奏」を活動の1つの柱にし、その作品を日本に紹介し続けるとともに、合唱団・オーケストラにおいて、ルネッサンスから現代音楽までの魅力ある作品を「現代に生きる」演奏で紹介し続けている。1989年〜2004年に5度のヨーロッパ、ドイツ公演を行う(ケストリッツ/シュッツ協会、及び中央ドイツラジオ放送夏期音楽祭などに招かれる)。
これまでに33タイトルのCDをリリース。2008年には「OCM歌唱発声法 改訂版」テキスト、「OCM歌唱発声体操」DVDを発表。2009年カワイ出版より混声合唱曲集「日本・こころのうた(春夏編、秋冬編)」(鈴木憲夫/当間修一・共編)を刊行。2012年1月全音楽譜出版社より無伴奏混声合唱曲集「この愛しきものに」(当間修一作品集)を刊行。2013年、テキスト「ヴォーチェ・ディ・フィンテとその実践」(全音楽譜出版社)およびDVD「ヴォーチェ・ディ・フィンテによる合唱のための声づくり」(ブレーン株式会社)を刊行。2015年、I. シュタイン原著「ハインリヒ・シュッツ ─その生家500年の歴史─」邦訳版(東京図書出版)を監修・刊行。
「東京コレギウム・ムジクム合唱団」主宰。「京都C.モンテヴェルディ合唱団」、「名古屋ビクトリア合唱団」、女声合唱団「りんどう」、女声合唱団「コーロ羽衣」の音楽監督。大阪府立大学混声合唱団「EWA CHOR(エヴァ・コール)」の技術顧問。大阪薬科大学混声合唱団の音楽アドバイザー。川西音楽鑑賞同好会の講師。NHK全国学校音楽コンクール、全日本合唱連盟合唱コンクール、宝塚国際室内合唱コンクールなどの審査を務めた。
1996年大阪文化祭賞奨励賞、1998年文化庁芸術祭音楽部門優秀賞、2001年ABC音楽賞「クリスタル賞」受賞。2003年関西合唱連盟より「長井賞」を受賞。2011年大阪文化祭賞グランプリを受賞。2014年「第49回大阪市市民表彰」文化功労部門にて表彰。
- ■倉橋 史子(「大阪コレギウム・ムジクム合唱団」コーアマスター)
-
「大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団」「大阪コレギウム・ムジクム合唱団」コーアマスター及びソリスト。大阪H.シュッツ声楽アンサンブルメンバー。大阪コレギウム・ムジクム主催「合唱教室」講師。約20年に渡り、当間修一の発声法に基くレッスンを行い、多数の発声指導を行う。東京・名古屋・京都の合唱講座でも当間修一と共に講師を担当する。大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業、矢野蓉子氏に師事。ソリストとして、主に宗教曲、リートをレパートリーとして確固とした地位を築き、その音楽性は国内のみならずドイツ公演でも高く評価された。大阪府立大学混声合唱団「EWA CHOR(エヴァ・コール)」、大阪薬科大学混声合唱団、京都外国語大学混声合唱団「ソレイユ」、女声合唱団「りんどう」、女声合唱団「コーロ羽衣」のヴォイストレーナー。
|