1997/4/12
<今日からバッハのモテットの合宿>

(今回の担当:Sop倉橋史子)

小林先生の講義を受けてから、一週間が経ちました。
その間、練習は2回行われましたが、この難曲の数々を、
室内合唱団員のみで、演奏するのか、それとも、全員で演奏するのか、
秘かに「謎の噂」(?)が、飛び交う中、
水曜日、当間先生からの「決定事項」が、発表となりました。
(本当は全員で、全曲、演奏できればBESTなのですが、
各自のテクニックの問題、譜読みの早さ、譜読みの量の負担など
様々な事柄を考えて、メンバーが絞られる事が生じます。
私達は、本当にギリギリまで、全員で演奏会にのれる様、練習をします。
それでも、場合によっては、やむを得ずメンバーを減らさざるを得ない状況に
なる時があります。これは、とても残念な事です。
しかし、メンバーが絞られた後も、「次は絶対のれる様になるぞ!」と、
また実力に磨きをかける努力をし、頑張る人が多いのです。
よく見ていると、どうもこれが“上手くなる”一番の近道のようです。)

室内合唱団員以外のメンバーは、2番の「Der Geist 〜」と
5番の「Komm,Jesu ,komm」のどちらかを選択できる事になりました。
どっちも「いい曲」なので、皆きっと迷う事と思います!
それ以外の曲は、人数が少ない編成になります。

しかし!
モテット1番の「Singet dem Herrn〜」は、なんと全員で歌えるのだそうです!
「テクニック難易度No.1!」に属する曲なので、
「エーッ!!」と悲鳴を上げる団員もいるかも知れませんが、
(私はこの曲をぜひとも全員で演奏したかったので大変嬉しいのです。)
皆で歌ってこそ、意味のある「Siget dem Herrn ein neues Lied!」です!
大勢で歌うにふさわしい、「生命の喜びの讃歌」。私の大好きな1曲です。
各声部「ぐっちゃぐちゃ」の“喜び”になってしまわない様に、
皆頑張る事でしょう。
この曲は、明日から猛練習です!

4月12日〜13日と能勢ルーテルセンターで、バッハのモテットの合宿をします。
能勢の山の上は、きっとまだ肌寒い事でしょう。

実は、私には今回の合宿で一つ楽しみにしている事がありまして、
(練習とは全然関係ありませんが・・・)
もしかしたら、今やって来ているヘールー・ボップ彗星が見られるかもしれない、
という事です!(ホントに関係ないですね・・・ごめんなさい)
しかし、彗星が見える時間(19時半〜20時半頃)というと、
夜の練習の「真っ直中」・・・。
「ひとめでいいから彗星の尾を肉眼で見てみたい!」という野望のもと、
コーア・マスター自ら、提案してみるつもりですが(ちょっとヒンシュク)
きっと練習が佳境に入っていて、忘れてしまうんだろうなあ・・・・・・・。


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