1999/3/31
<ハイドンの「四季」で盛り上がっています!!>

(今回の担当:SOP.倉橋史子)

不安定な気候が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
そんな季節の中、我が家の周りでは、桜が満開を迎えつつある様です。(^^)
私事ですが、昨日の午後の出来事を一つ。
昨日の午後、道を歩いていると、桜の花ごと(五枚の花びらをつけたまま)、ぽろぽろ、
くるくると回りながら頭の上に、ドンドンと舞い落ちてくるのです。
「風もないのに、それにまだ満開でもないのに、なんで?」と思い、見上げると、
なんと!数羽の小さい鳥たちが、無心に花びらをつついています!
きっと、桜の蜜がホントに美味しいんでしょうねえ!!
道路は、すでに花びらの絨毯が出来上がっていました。
「春爛漫」も、もう間近といった様子でした。

さて、我が合唱団は、お知らせしております様に、
4月11日のハイドンの「四季」の演奏会に向けて、徐々に盛り上がって行っております。
今回は字幕スーパーを付けて、楽しんで頂ける趣向になっておりまして、
その準備も着々とされている様子です。

私達にとっては、演奏会まで3カ月も期間があくというのは珍しく、
たっぷり練習が出来て嬉しい事なのですが、しかし・・この曲、楽しく!それでいて、難しいので、練習すれどもすれども、その度に、日々、新しい事の発見の連続に、ちょっと汗をかきながら、譜面と“にらめっこ”状態の日々が、続いています。
(汗をかいているのは、私だけかもしれませんが・・・・)

今回の演奏にあたって、苦労しているのは、やはり・・「ドイツ語」です。
歌った経験のある方は、大きく“うなずかれる”事と思いますが、
とにかく単語の“量”がスゴイんですよ・・・!!
私の記憶では、今まで歌ったどの作品より多いんじゃないか、と思われます。
自然の描写を表すのに使われるドイツ語の単語は、繊細なニュアンスを含んでいます。
ハイドンもこの詩を曲にするのに、大変苦労したという話が残っていますが、
(生意気ですが、若輩者の私でも、それは解る様な気がします・・)
音楽自体は、ハイドンの堅実さの中にお茶目な部分が感じとれたりして、
思わず、微笑む箇所が、たくさん出てきます。

個人的には、ズィーモンによって歌われるアリアやレスタチィーボが好きです。
ハイドンの遊び心一杯で、それでいてカッコいい曲が多いですよ!
でも、全曲を通して私が一番一番!スキな曲は・・・実は・・・
冒頭の「春」の序曲なんです!!!もう大好きです!
(初めて言ってしまいました・・いや〜ハズカシイですね(^^)

今日は、合唱団だけでの最後の練習になります。
そして、今日3月31日は、ハイドンの誕生日なんですって!!
心の中で、こっそりお祝いしたいなあ、と思っています。

(次回から、待望のオーケストラ合わせになります!楽しみです!)


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