(今回の担当:TEN.鳥海治房)
シュッツ合唱団のメーリングリストに、<新企画「くまのあな」作戦!!>というメ
ールが流れたのは、去年の6月末のことでした。発信者は、長井先生で、その内容は、
「アウローラ、声楽アンサンブル以外の室内合唱団員で、少人数のアンサンブルを組
んで、マンスリーコンサートで聴いてもらう」
というものでした。長井先生の愛称「くまさん」にちなんで、仮称「くまのあな」作
戦だったのですが、いつのまにか、「ヴォーカルアンサンブル・ベアーズ」という立
派な(?)名前がつきました。この企画は,さっそく始められ、毎回少しづつメンバ
ーを変えつつも、ヴォーカルアンサンブル・ベアーズは、マンスリーコンサートの常
連になりました。
今月のマンスリーに出演するのが、ヴォーカルアンサンブル・ベア
ーズ6期生となります。
僕は、3期生、5期生で参加させてもらい、今回が三回目のベアーズとなります。
さて、ベアーズのメンバーとなって最初にすることは、練習日程を決めることです。
火曜日は室内合唱団の練習、水曜は全体練習。日曜も月一回は全体練習があります。
演奏会が近づけば、オケあわせや合宿などもあります。
そんな正規のスケジュールの合間を縫っての練習です。各自の都合のつく日を出し合
うのですが、全員がそろう日は、なかなかありません。結局、ほぼ全員そろって練習
できるのは、一回のベアーズにつき、3、4回でしょうか。しかも、最初の1、2回は曲
決めに費やされるので、残りのわずかな練習で曲作りをしなければなりません。それ
から、仲間の前で(ベアーズ以外の合唱団員の前で)の1、2回の演奏披露を経て、本
番です!
少人数アンサンブルは、面白いです。一人一人の歌声が、全体に大きく反映されます 。
音楽を作っていく中で、各人の色や好みも、いろいろと見えてきます。
しかし、面白いだけではありません。僕のように、技術不足な者にとっては、大変で
す。前々から苦手だなあと思っていた課題が、はっきりした形で、次から次へと吹き
出してきます。その中で、周囲へ大きく迷惑をかけることになりそうな点、早急に直
さなければならない点から、改善していこうとするのですが、一朝一夕には、なかな
か・・・。
それでも、ベアーズ参加の度に、いろいろと勉強させてもらっています、はい。
楽しく歌って、自分の上達のたしにもなる、そんなベアーズに参加できるのは、しあわせなことです。
この間の火曜日の室内合唱団の練習の最後に、仲間の前での演奏披露をしました。
評価は・・・.あまり良くはありませんでした(これでも控えめな表現?)。
3期生のときには、本番前日の演奏披露は、けっこううまくいったものの、本番でそ
れがうまくできず、くやしい思いをしました。5期生のときには、まだまだ課題が浮
き彫りになるような演奏披露でしたが、本番では、それまでの練習を通じてほぼベス
トといえるような演奏ができました。
明日(この原稿を書いているのは、5/19の夜です)、6期生の最後の練習があります
。
そして、5/24が本番です。今回は、どうなることでしょうか。
結果は、みなさまの耳でお確かめ下さい。
今までのベアーズを聴いてきた方々も、まだ聴いたことのない方々も、ぜひぜひ聴き
に来て下さい。
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