(今回の担当:TEN.久富 望)
かれこれ45分くらい、何書こうとか思いながらコンピューターとにらめっこしてし まいました(結果は僕の負け)。えーーーーーーーっと、要は「ヨハネ」の感想を書 けばいいんですね。はい、はい、わかりました。「ヨハネ」の感想ね。
正直に書きます。
京都で歌い終わった直後、悔しさでいっぱいでした。
1部も2部も始めはよかったのに、すぐに体が気持ちにおいていかれて、後の大半
は自分の体の調節。持ち直しかけたころにはもう終わりがけ。これはこれで悔しい。
そして、35曲目のアリアくらいに頭に浮かんできた、「小さいよなあ」の言葉。だ
んだん大きくなる。それが40曲目のコラールのAlsdennのところで一気に増幅する。
その直前の当間先生の顔、リアクション。反応して飛び出してきた仲間の声。そして
その気持ちは更に増幅して、大きくなって…。
そういえば、40曲目歌いながら、僕、ごめんなさいと言ってたような気がします。
あ、もちろん心の中でですよ。
今回僕はこの二度の「ヨハネ」にあたっていろんな想いがありました。
小さいころからやっているヴァイオリンの影響からか、いつのまにか僕の中に存在
したバッハへの尊敬。なんで尊敬してるかわかんない。でも確かに尊敬してるんです
ね。
父親が「ヨハネ」を歌うときに、しょっちゅう家庭で流れていた「ヨハネ」の記
憶。今思い返すと確かにあの時感動していた。
これらの想いがうまくのせられなかったみたいです。ああ悔しい。
でも、言い訳に聞こえたらすいません。別にサボってたわけではないです。結構が
んばったつもりなんです。ただ空回りしてたみたいです。
そして今回の演奏会では、どうやら僕は食らいつくので精一杯だったみたいです。こ
れに尽きます。
………………………………がんばります。
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