2002/8/16
<夏合宿が終わりました。>

(今回の担当:Sop. 倉橋史子)

恒例の夏合宿が一昨日に終わりました。
今年は、これまでより一日多い四泊五日の日程で行われました。
「四泊五日」と聞くと「長い。〜!!」と驚かれる方も多いかと思いますが、
始まってみるとアッという間で、まるで熱風が駆け抜けるごとく〜!の五日間でした。

場所は曽爾高原。日中も随分と涼しく、過ごしやすかったです。

一日の練習は、まず朝の一時間のエアロビから始まります。
インストラクターはソプラノの田坂さん。本当に楽しく面白く指導してくれます。
私はこの時間は、心も身体も解放されて「もう何年スキップなんてしてなかったっけ?」と
ヘンな発見もあり笑いありで、まるで童心に返った様な気分になるので大好きでした。
今までエアロなんかまるで縁のなかったであろう男声陣も一生懸命“踊りまくり”
の一時間です。
男声陣はいつも後ろの方にひっそりかたまっていますが、
あまりの“個性的な動き”を見るに個々、楽しんでいる様子・・。
「実は、かなりの踊り好きなのでは・・?」と私は秘かに疑っています。(笑)

午前中は、エアロを入れて12時まで。午後は1時から6時まで。
夜は7時から9時まで。(これ以後、午前2〜3時まで自主練習していた人が
多かった〜!皆さん、超〜真面目!\(@@)/)

中盤の方では、「お昼寝」の時間も頂いたり、曽爾高原へのハイキングも
あったり、夜は宴会場でちょっとお酒があったり、ESTのメンバーの方々が
訪問されたりで、万華鏡の様に色々なシーンが脳裏を巡ってゆきます。
とにかく濃い時間を過ごして帰ってきました。

最終日の合唱団恒例の「アンサンブル・コンテスト」では、笑いあり涙ありの
多くのドラマが生まれました。(合唱団ESTの有志の皆さんも参加して下さいました!)
私は立場上、審査員なんていう役割でしたが、
それぞれのグループに「歌に寄り添う心と心」があり、賞を決めるのに本当に頭を
悩ませました。(辛い〜・・)

このコンテスト、始まったのが1991年。
一回だけお休みした年がありましたが、なんと今年で10回目になるのです!
改めてこのコンテストの歴史の重さを感じました。
我が合唱団において、アンサンブルの極意、一人で立ってパートを受け持つ責任を、
一人一人が体験できる貴重なものになりました。

当初の予定通り、9月の邦人曲シリーズ(「永久ニ」「銀河の序」「遠野遠音」)
10月のベートーヴェンシリーズ(「奉献歌」「悲歌」)
11月の東京公演(「聖母マリアのための晩歌」、「阿知女作法」)11月の特別公演
(J.S.バッハ「ルターミサ」)まで、大きく細かく見渡すべく、
練習に励みました。(この曲数の多さも例年にはなかった様です。(@@))

大阪も朝夕は、ほんの少し涼しくなって来ましたね。
(私はセミ好きなので、帰るとセミの声が減っていてサミシイです)
本格的な秋の足音が聞こえて来るのも、もうすぐでしょうか。
それまでに夏合宿での成果を固めるべく、来週から秋からの演奏会に向かって
邁進しなければなりません!

充実した夏合宿の報告、全部はとても書き切れませんでしたが(;;)、
これで終わらせて頂きます。

日中の残暑は、まだまだ続く様ですが、
皆さんもお身体の調子に気を付けて、残りの夏を元気にお過ごし下さい!


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