2002/11/27
<バッハ「ルター・ミサ曲」を終えて>

(今回の担当:Alt. 松本陽子)

去る11月23日、バッハ「ルター・ミサ曲」の演奏会が終わりました。
たくさんのお客様に来ていただき、ありがとうございました。

東京公演が終わってからこの演奏会まで、3週間弱。もちろん余裕などあるはずもなく、「なんて難しい曲なんだ〜」と、途方に暮れそうになりながらも、あっという間に合宿、オケ合わせ、そして本番です。

まだまだバッハの魅力を語るなんていう所まではいきませんが、それでも、この短い期間にぎゅっと詰まったバッハ漬けの日々を過ごす内に、次第に「難しい曲」から「難しいけど楽しい曲」に変わっていきました。とくに本番は、音楽に背中を押してもらっているというか、大きな力が流れていて、それに乗っている感じがしました。もちろん、個人的に至らなかった点は多々あるのですが、そんな新鮮な感覚がありました。
会場の雰囲気もとても暖かく、演奏者と客席が近い事もあってか、一つの音楽を共有することができたという感じがして、嬉しかったです。

それに、「楽しい」と少しずつ思い始めた頃から、なんだか妙に体調がいいのです!いえ、根拠は全くないのですが、「ひょっとして、バッハ効果?」いやいや、そんな恩恵をうけるほどの所には到達していませんが、何となくそう思う事にすると、ちょっぴりシアワセです。(前回合唱団日誌の玉美さんの表現とは大違いですね・・・スミマセン(^^;;)

あと、残すところはクリスマスコンサート。バッハの大曲「クリスマス・オラトリオ」が待っています。何回か歌っている曲ですが、今年はまた新たな気持ちで取り組めそうです。
新しい発見がたくさんあって、自分の心と身体に恩恵があるように、そして皆さんにもそれをお分けできるように、今年一年のラストスパート、がんばります。12月の演奏会も、ぜひお越し下さいませ。


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