2004/5/1
<ハイドンは、楽しい!>

(今回の担当:CT 江藤雄一)


ベートーヴェンの交響曲第1番とハイドンの「テレジア・ミサ」のオケ合わせが
始まりました。ハイドンの作品は、オラトリオ「四季」以来になります。

ハイドンの作品は私は好きです。なぜ好きなのか問われると答えにくいのですが…。
聴いていても歌っていてもなぜかワクワクしてしまうから、でしょうか。
「四季」の時がそうでした。最初にCDを聴いた時も練習で歌っていた時も
楽しかったのを覚えています。

今回の「テレジア・ミサ」もそんな作品です。
このミサ曲は、ハイドンが67歳の時の作品ですが、そんなことを
感じさせないほどに、作曲された音楽はもう躍動感に満ちています!
ゆっくりとしたテンポの部分でもその場にとどまったりしていませんし、
逆にテンポの速い部分になると最初のうちはなかなかついていけないほどでした。
「あ〜〜、おいていかれてしまう〜〜(泣)」と感じながらなんとか歌っている
ことも、私はたびたびありました。が、そんな時でも、ハイドンの音楽にはワク
ワクしてしまいます。「ミサ曲なのに、お祈りの曲なのに、こんなことでいいの
だろうか?」と考えたりするのですが…。

ハイドンはある時「神は私に朗らかな心をお与えになったのだから、
朗らかに神にお仕えしても、お許しになられるだろう」と語ったといわれています。
このように語るハイドンなら、ワクワクしながら歌う合唱団員がいても
きっと許してくれるかな、と最近は自分勝手に思ったりしています。
もちろん、しっかりと譜面に書いてある音を歌えるようにならなければいけませんが(^^;)

実は今回の「テレジア・ミサ」、前回のベートーヴェンの「ミサ曲ハ長調」と同じように
暗譜で歌えるように取り組んでいます。
かなり手強い曲で、覚えにくい場所があちらこちらにあります。
今日からの曽爾高原での「五月合宿」(三泊四日!)は、
内容の濃いハードな合宿になりそうです。

喜びに満ちた「テレジア・ミサ」、このハイドンの魅力的な音楽をより魅力的に
演奏できるように、しっかり練習してきます!


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