2006/4/15
<「初めてのヨハネ受難曲」>

(今回の担当:そぷらの・高山ゆかり)


 こんにちはm(^▽^)/そぷらの・高山です。
この度、入団3年目にして、「ヨハネ受難曲」を歌わせて頂くという、貴重な機会を与えて頂きました。
当初は室内合唱団のみ出演だったのですが、当間先生の「少しでも多くの団員に経験してもらいたい」
という思いから、OCM合唱団も、主にコラール隊として一緒に歌わせて頂ける事になりました。

 バンザーイ!(ノ ̄▽ ̄)ノと諸手を挙げて喜んでいたのも束の間、いざ楽譜を開いてみると、
1曲目からドイツ語と音符の大群がズララララァー・・・。
1曲目のコーラスの練習をしてまず困ったことは、
「このひたすら長ぁーいフレーズは一体どこで息を継げば良いの?!」ということです。

そこで経験者に聞いてみると、『ここがブレスして良い所って場所はないねんよ』と言うのです。
1曲目に限らず、1つの言葉を何小節も使って伸ばしたり、
計画的にやりくりしながら大事に大事に使ってきた息がいよいよ、
「もうダメだぁ・・・/( ̄□ ̄;)/」という所で、とても大事な言葉がスタンバイしていたりするのです。
 
 「受難曲だから、楽譜もこんなに難しいのか・・・?( ̄〜 ̄)ξ」まったく、
ドイツ語だけでもヒィヒィなのに、若葉マークに手加減してよ!(/△≦、)と
最初の頃は泣き言ばかり言っておりましたが、
コーラス隊やエヴァンゲリスト、イエス、ピラトの迫真の演技(歌声)を何度も目の当たりにして、
またそれに合わせて歌えば歌う程、もっと心を込めて歌いたい!もっとこの曲を表現したい!
と思うようになってきたのです。
「あ、今音がおかしかったな」とか「ここは大きく歌うって言っていたのに小さかったな」とか、
そんな風にどこか客観的で義務的に歌うのではなく、
本当に1曲1曲、何を伝えたいのか考えながら歌いたいと思うようになってきたのです。
 
 私はまだまだ未熟で、思いはあっても、それを表現し切れてないのが現状ですが、
楽しみにして下さっているお客様の為にも、また自分自身の思いの為にも、
空っぽの歌だけは歌わないようにしようと思います。
 
 秋にはバッハのもう一つの大曲、マタイ受難曲も待っております。
「ヨハネ受難曲、良かったね、秋も楽しみだね(^O^人)」と思って頂けるように頑張ろうと思います。
演奏会まであと半月と少し・・・。来週末には合宿もあります。
本番に向けて前進あるのみです!m(>〜<)/オゥッ!!
 
 当日、少しでも多くのお客様と出会えますように・・・♪


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