No.652 '08/04/24

千原英喜作品全集に収録の「レクイエム」録音


先日、千原英喜作品の「レクイエム」の録音が行われました。
以前に京都公演アルティでの「邦人曲シリーズ」で収録したものがあるのですが、私がその演奏が気に入らず今回の再録となりました。
ライブ演奏だったその演奏もそんなに悪いものでは無かったかもしれないのですが(少し傷はあったものの)、私が描く「レクイエム」に対する思い入れが少し燃焼不足、また音づくりも徹底できず不可としていました。
合唱団のメンバーも同意をしてくれての再録。
録音が急に決まったにもかかわらず、合唱団の演奏はさすがです。
直ぐに録音体制OKとなりました。

休憩1

こういった光景は好きですね。(笑)
もう緊張がほどけます。
立っての演奏、それも緊張感を伴うものですから足腰には結構きついものがありますね。
まぁ、歳・・・ということもあるかもしれませんが。(笑)(失礼!)

休憩2

休憩時は皆バラバラですね。(笑)
思い思いの過ごし方です。
上の写真、右下の男連中のなんたる面白さ。
うなだれるもの(何か反省しているのでしょうか(笑))、祈ってる(?)もの(ではないですよね(笑))、横になっているもの、首かしげるもの、座っているもの、こんなの私大好きです。

千原英喜氏

千原先生にはいつものようにアドバイスを頂きます。
今回は私の思い入れの強さ故の再録、この曲に惚れ込む私の思いを何とか演奏に注ぎたいと意図しました。
練習中に云ったらしいのですが、この曲を書いた千原さんに「今度会ったら、抱きついてキスしたいな」なんて。(笑)
幾人かはそれを期待してか、密かに出会いの瞬間を楽しみにしていたらしいです。(笑)
残念ながら今回は期待を裏切ってしまいましたが、本音はしたかったですね。(笑)
それほどにこの曲に(いや、千原サウンドは思いっきり心をえぐられることがあります)惚れ込んでいた私です。

モニター

演奏し終わってメンバーと共にチェックをしている風景です。
やっぱり我々は「ライブが一番だよね」と言いながら、今回の録音にOKを出しました。
CD次作についてまだ発売の日程は決まっていませんが、まだまだ録音したい曲もあって先が楽しみです。



No.652 '08/04/24「千原英喜作品全集に収録の「レクイエム」録音」終わり