まさか1年もこの項目を更新しないとは、自分でも思わなかった。
忙しい日常を過ごすうちに、気がついたら1年たっていたのである。あせって今頃更新してる次第だ。
1年ぶりの更新は、前回と同じく欧州シリーズである。
もうドイツ・イタリアに行ったのは3年も前になるが、日本と違う鳥たちの事も結構覚えているものだ。我ながら感心。
で、今回はカラスである。
欧州にもカラスはいる。多分世界中にいるんだろう(よく知らないけど、なんとなくいそうな気がする)。
カラスのイメージと言えばなんだろう。やっぱり全身真っ黒でカァと鳴く、と言ったところであろうか。
しかし欧州で出会ったカラスは違った。なんと白かったのである。
ポツダムの街へ買い物に出かけたとき、ヤツに出会った。
スーパーに向かう道のりで、日本でも聞くような、カァ、カァ、という声。やっぱりドイツにもカラスはいるんだな、と思い顔を向ける。すると‥‥‥。
大きさ、くちばしや翼の形、鳴き声、これらは間違う事なき「カラス」なのだが、腹が‥‥白い‥‥?
正確に言えば、頭や翼なんかは黒で、腹が淡い灰色くらいであったろうか。しかしカラスと言えば「黒」と思っている者にとって、その灰色は白にしか見えないのであった。
別に全身真っ白であったわけでもなく、驚くに値しないかも知れない。日本にも珍鳥としてやってくることもあるらしい。カラス科の鳥で黒くないヤツなぞいくらでもいる。
しかしカラスが白い、というのは私には衝撃であった。
さすがドイツ、カラスも白い、などと思ったものである。妙な感心の仕方ではあるが。
写真も撮ろうと思ったが、すぐにいなくなってしまった。残念無念。欧州では色んな鳥たちに出会ったが、全然写真におさめられていない。
次にヨーロッパに行ったら、是非沢山の面白い日本と違う鳥たちの写真を撮ってきたいものである。
01.9.19