牛丼が食えなくなって結構たつ。
思えば吉野屋の牛丼は私の主食であった。食べられなくなると知った時は、「これから何を食えばいいんだろう?」と真面目に悩んでしまった。「大盛り、玉子、味噌汁」が黄金の組み合わせであった。当初、なんじゃこりゃ?と思っていた豚丼にも、最近は慣れてきた。牛丼の味も段々思い出せなくなってきた。
ふと昨日立ち寄った松屋。「復活牛めし」の字が目に入った。ニュースでもやっていたので知っていたが、「復活牛めし」は限定商品。入った時間帯が遅かったのでもう無いだろ、と思っていた。しかし「牛めし」はあった。わりと普通に。ニュースでやった頃に騒いだだけだったのだろうか?
久々に食った「牛めし」はうまかった。やっぱり豚丼とは全然味が違う。安く「牛」が食える喜びもある。やっぱり好きだ。
「復活牛めし」をやってるのは松屋だけ。食える間はまた行こうと思う。しかし私が真に求めるのは「吉野屋」の「牛丼」。「復活牛めし」を食ったせいで思い出してしまった。やっぱり「吉牛」が食いたい。思う存分。
誰でもいいから、なんとかしてくれ。「吉牛」は私の力の元。「吉牛」食わんと力が出んのじゃ。
もっともその「力」とやらは、私の腹の周りに余り物の肉として溜まる一方、という気もしないでは無いが‥‥。
でも牛丼が食いたい。