'96/11/24

柴田南雄邸を訪れました


東京公演を終えた翌日、かねてから予定しておりました柴田先生のお宅に30名を越える合唱団員と共にお伺いしました。
今までその機会がなかったものですから、一同楽しみにしていたものでした。
私の目的は来年大阪で演奏する曲の資料を見せていただくことでした。とても参考になったと思います。
合唱団員も演奏の疲れは残っていたとはいえ(演奏の疲れなのか、深夜におよんだ「打ち上げ会」の疲れかはわかりませんが)蔵書や関連資料に深い感銘を受けたようでした。
奥様の案内は柴田先生のご家庭での話や、作曲の裏話にまでおよび、その語り口調の良さと奥様の人柄に皆ファンになったようです。
二時間余り寄せて頂き、柴田邸を後にしました。
柴田先生のお姿はもう拝見することはできなかったのですが、何かすがすがしく、またとても豊かな気持ちで時を過ごさせていただきました。
一同、「無限曠野」に向けて気持ちは十分に満ちてきたと思います。