さて、今年も沢山の演奏会が予定されているわけですが、その演奏会への取り組み方をいつも考えさせられます。
私たち演奏家の立場は、作曲家の意図をどう捉えるかから始まります。いわゆる解釈をして演奏するわけです。
素晴らしい作品を演奏することが演奏家の務めです。
作品が素晴らしいということはそれを創造した作曲家が素晴らしいということです。
その作曲家の作品を演奏会に来てくださった方々と共に楽しむことが、私の理想とする演奏会の在り方だと思っています。
今年も素晴らしい作品を、より作曲家の理解を深めるべく、それにふさわしい演奏となるよう、励み、皆さんにお届けしたいと思っています。
今年一年もよろしくお願いします。