よく合宿する合唱団です。
いつ頃からこうなったのでしょうね？
始めのころは、時間もお金もかかるし年に一回程度ではなかったでしょうか。
それが演奏会の数が増える頃から合宿も増えたんでしょうね。
人が集まるというのは結構楽しいです。色々なことが発見できすのですから。
今回はシュッツの「カンツィオネス・サクレ」の為の合宿なのですが、練習や曲のそのことはちょっと横に置いといて、違う話をしましょう。
我が団は女性が元気が良い、というのが広く知れ渡っています。
勿論、歌っているときもそうなのですが、その他の時でも、やはり女性が先頭を切ることが多いです。
練習後、飲み会をするのですね。
さすが最近は飲む量も減ったものの、ビールは女性も皆よく飲みます。
色々な種類の酒が並ぶのですが、日本酒は全体的に量が減ってきているのではないでしょうか。
昔は一升や二升は空いたものですが、皆、年を取ってしまいましたね。
私は最近、輪の中心になる必要もなくなり、そこかしこで面白そうな話題が飛び交っているのを聞いて楽しむことが多くなりました。
コンピューターの話が聞こえてくると、そちらの方ににじり寄っていきますね。
仕事の話になりそうだったら、こっそり知らぬ顔をしてトイレに行くことにします。
合唱団の役員さんは「もう！」という顔をして、優しい笑顔で見送ってくれます。
会の終わりは１時とか２時とかではないでしょうか。
この頃にはすでに私は居ませんので、確かではありません。
最後までいる人はいつも決まっているんですね。一体何を話ししているのでしょうか。
話している人達はきっといい気分になっていて、あんまり覚えていないと思うのですが？
でも、そんな人達を見るのが嬉しいんです。
皆いい顔して、飲んだり、しゃべったりしているんですね。
これからが本題です。
私の話は本題に入るまでが長すぎます。入ったらすぐ終わります。
朝なんです。話は。
まあ、いつも、というわけではないんですが、最初に朝食をとっているのは大体男性なんですね。
早いものはそれまでに近くを散歩してくる者もいるそうです。
食べ終わるころに女性たちが食べ始めます。
この時ばかりはスタートが遅いんですよ。
間違えないで下さい。男性より先に起きておかなければいけない、なんて言っているのではありませんよ。
この＜泰然自若＞のようにも見える彼女たちの様相がもう少し演奏にも現れてくれればなあと思ってしまうのでした。
さあ、明日からの合宿はどうなるのでしょう。
私が飲み会の最後に残るグループに入っていなければ、その報告は書けるでしょう。
