No.105 '97/8/9

な、なんと9時間の集中講義です!


午前8時30分から始まったダイビングの学科がさっき終わり,今ホテルに入りました。

ぶっ通しです。

指導してくれた人はとても優しい人でした。
そのせいもあって無事学科は通過しました。
先ずは第一関門通過ということでしょうか。

それにしても、噂には聞いていましたがなかなかハードでした。
朝8時にホテルにお迎えです。
車で20分ぐらいでしょうか、スクールのショップに着いたのは。

この奥で9時間の講義を受けました。

「マーレマリンクラブ沖縄」というショップでした。

昨日の空港から乗ったタクシーのおじさんも、そして今日迎えに来てくれたいかにもダイバーといった女性も同じことを言ったのですね。
「どうしたんでしょう。こんなに渋滞するとは」私には大阪の渋滞をしっているものですから別に特別混んでいるなとは思わなかったのですが、地元の人にとっては珍しい混みようだったようです。

沖縄には鉄道がありません。ですから交通の手段は自家用車かタクシー、あるいはバスかです。
自動車を購入するのは本土より安いそうです。税金が優遇されているのだそうです。

バスについても面白い話を聞きました。
ここではバス停に立っているだけではバスは停まってくれないのだそうです。どうするかわかります?タクシーを捕まえる時のように<手を挙げなければならない>んです。
手を挙げないとバスは停まってくれず、行ってしまうんですって。
ついでに言うと、タクシーは手を挙げなくても近づいてきて、「乗りませんか」と探って来るそうですが。
台風のせいもあって、いっせいに車が街にあふれたかもしれませんね。
いつもはこんなんじゃないんですと、タクシーの運転手のおじさんはタクシー代をまけてくれました。ちょっとびっくりです。
ショップのお姉さんは申し訳なさそうでした。

学科は楽しかったですよ。
こんな授業を受けたのは何年ぶりでしょうか。いやぁ、初めてでしょう。
なんといっても、9時間連続なんですから。
一項目終わる毎にテストがあり、10分ぐらいは休みをとるのですが、後、休憩は昼ご飯の時間だけ。「隣のパン屋がいいですよ」と薦められたパンは確かに美味しかったものの、それを食べるのは同じショップの机です。ですから、感覚的には気の緩む時間など全くなくぶっ通しの9時間だったわけです。

内容はとても面白いものでした。質問も結構しましたね。
それに丁寧に答えてくれるので安心して先に進むことができます。
でもさすがに最後の方ではこちら側の集中度も落ち、またそこのところで結構大事な事柄が説明されるものですから、困りましたね。
教えてくれたインストラクターの人も同じでお気の毒でしたね。
私もしんどかったですが、インストラクターも並大抵ではなかったです。
でもなんとかクリアーできたようです。

明日からいよいよ海での実践です。
今日はそれに備え、お酒も飲まず、早く寝るつもりです。
それではその報告はまた明日としましょう。

 

'97/8/9「な、なんと9時間の集中講義です!」終わり