No.194 '98/12/7

Windowsマシンを購入しました


一時期の「Windows」対「Macintosh」の優劣論争を引きずるわけではないのですが、時折、使っている者同士のこだわりからか意見の相違をみるときがあります。
たわい無いことなんですがね。
私の立場はいわゆる「Mac派」です。

「原稿を書く」ために使い始めた機器でした。最初ワープロ機から入ったのですが、その時は富士通の「オアシス」。
「親指シフト」は良かったですね。一押しの機器、そして入力方法でした。
私の仕事としてはワープロで十分と思っていたのですが、パソコンを進められ「Mac」を購入しました。「LCII」という機種でした。
今もそのマシンは現役で働いてくれていますが、最新のマシンとの差は大きく、コンピュータ界の進歩の早さにはホント驚異的なものがありますね。

せっかく買ったコンピュータです。ワープロ機能だけでなくデータベースも作って仕事に役立てようと企てました。
今では資料はコンピュータで作成。勿論ワープロ機能はコンピュータ辞書と共に無くてはならないものになってしまいました。
作品や作曲家のデータ、発声法、演奏法のデータ作りは今も続いています。
そして、インターネットです。
これでもう決定的にコンピュータを手放せなくなってしまいました。
で、否応なしに機器の「使いやすさ」の追求となってしまい、深みへはまってしまったというわけです。

家人にひんしゅくを買いながら(?)またまたコンピュータを購入しました。
今度はデスクトップ型のWindowsマシンです。ノートパソコンでは今ひとつピント来なかったWindowsでした。
一度本格的にWindowsを使ってみようか、との決心です。
ノートパソコンで使ってみた印象では、どうしても馴染めない「Windows」でした。
「Mac」と「Windows」では、その使い方にも、仕事の種類によっても違ってくるかもしれませんが、それを体験的に知ってみたいという私の懲りない性格が災いしてか、今度の購入とあいなったわけです。
その他に購入の決心を促した理由が2つ。一つはunixです。(この話はまた機会があればしたいですね)
そしてもう一つ。これはちょっと話したくない〜恥ずかしい〜理由によります。
それはCD-ROMにあります。
いろいろ面白いものが発売されています。「Mac」用と「Windows」用があるのですが、何枚か間違ってこれまでに「Windows」の物を買ってしまっていました。家に帰ってそれに気がついたときは悔しかったですね。
ノートパソコンでは画面の大きさが気に入りません。
ということで、それらの資源を生かそうと思い切って購入を決心したというわけです。

使っていて一層「Windows」が馴染めません。
何故か洗練されていない感じがしますね。
人間の感覚に近い物は「Mac」により感じます。
操作が感覚的です。
将来的にはもっと誰もが使えるOSが必要です。一時パソコンが流行になって爆発的に売れた時がありました。
その時購入したパソコンに縁のない世代はその後どうなっているのでしょう。
リタイヤ組が多いのではないかと心配です。

やはり分かり易さ、使いやすさの点では「Mac」がいいと思います。
「unix」は気に入っているのですが、操作するには膨大な知識がいります。一般的ではないですね。
大勢(たいぜい)を占める「Windows」がホントに使いやすさの故に使用されているのでしょうか。今の時点では私にとって「?」マークです。
でも両方を使ってみましょう。
立ち上げる頻度は少ない「Windows」ではありますが、精々愛情こめて使って行くつもりです。

それにしても私の部屋にはそれぞれがケーブルで繋がったパソコンが3台です。

ちょっと力が入りすぎているかもしれませんね。
自重、自重・・・・・・。

No.194 '98/12/7「Windowsマシンを購入しました」終わり