No.207 '99/5/6

初めての四国「香川」


初めて四国に足を踏み入れました。

合唱団の春のハイキングも楽しく無事に終え、この連休に何人かの人たちで四国に渡りました。
メンバーに香川出身の者がいて、「うどん」の話題がそのきっかけです。

「うどんツァー」なる「うどん」食べ歩きの旅です。
実際は歩きではなく、車4台での移動でしたが。
とにかく私は「うどん」の価値観が変わってしまいました。
ちょっとしたカルチャーショックです。(オーバーではないんです。その理由は後で書きます)

四国への経路。
私は新幹線で岡山入り。
幼い頃過ごした街をもう一度見たくて(以前行ったときは時間がなく思いでの<池田動物園>を訪れることが出来ませんでした)寄り道をしての四国入りとなりました。
瀬戸大橋を渡り、坂出から高松へ。

旅の楽しみは何といっても様々な土地特有の文化に出会えることです。
そして人との出会です。
テレビのコマーシャル、そして画面に登場するその地方のアナウンサーや文化人(と称する人)を拝見するのも楽しみですね。(しかし、残念ながら今回は殆どテレビを見ることができませんでした)
それから、忘れてならないのが地方新聞です。
「四国新聞」を読みました。大新聞の形態に似ていましたが記事はやはり興味あるもので面白く読めました。(「住み良さが5年連続総合4位」なるものがトップに載っていました)

旅は、一人で行くのも良し、カップルで行くのも良し、今回の(いつもそうですが)私たちのようにグループで行くのも良いものです。(グループではその効率の良さが決め手ですね。効率ということでは私たちはちょっと特別かもしれませんが)
旅の魅力はその土地に触れること、歴史に触れること、人の心に触れることです。どんな形態をとってもこれがなければつまらないと思います。
私など、コンピュータではないですが、旅で「ネットワーク」を組み、人と人と、そして土地と土地、文化と文化などが結び合い、刺激し合って生活感が豊かになることを想像しながら過ごすの好きです。

上の段、左。初めて味わった「うどん」値段は100円でした。そしてその食し方に感心しました。
上の段、右。今回のツァーのハイライト。「山越」というお店(人気があって雨にもかかわらず長蛇の列がありました。しかし、回転はよく15分ほど待っただけでした)。その「うどん」は絶品でした(ここで私が支払った代金は90円でした)。これで私はうどんの価値観が変わってしまいました。その全てにカルチャーショックを感じました。(店のあり方、食し方、値段、味、歯触りなど、これはつまりこの土地を感じさせ、考えさせるに十分です)
下の段左。その「山越」で(ここで食べた「冷やし」は最高。何たってうどんがこれほど歯と舌を楽しませるとは!お汁や具じゃないんですよ。うどんがです)。右は金比羅さんでのうどん教室。うどん作りの実習風景です。
これがきっかけで「うどんパーティ」をすることが計画されています。
2日がかりのパーティになりそうです。(でも、そんな時間がシュッツであるのでしょうか?)

うどんのメニューや食べ方についての詳しいことは「合唱日誌」に出るかもしれません。またメーリングリストの上田(カウンターテナー)くんの記事が面白く、かつ多岐に渡って旅行記が綴られています。こちらを読んでいただければ嬉しいです。

それにしても我々の今度の旅行での充実感。それは
このツァーの計画者であり、案内人、ソプラノの田坂嬢、そしてそのご両親(心のこもった暖かいお食事、そしてご配慮ありがとうございました。そして忘れがたい印象を私に残した田坂家のかわいい犬、サンにも感謝を)によるところが大でした。
そして現地での案内人、松下君。そして松下くんの先輩にあたる馬場さんの驚くべきうどんの知識とその賞味力。彼のうどんに対するこだわりとその評価には頭が下がります。
案内役を務めていただいて本当にありがとうございました。
お知り合いになれてよかったです。これからもお互いのホームページを通じて交流ができそうです。(こういう出会いがホントうれしいですね)
私にとって香川・高松が一段と近いものに思えるようになりました。

この旅行で「シュッツ」での「讃岐のうどん自慢」は解禁です。(別に禁止していたわけではありませんが)これからは私も「自慢」に加わりたいと思います!

 

'99/5/6「初めての四国<香川>」終わり