No.243 '99/11/16

強風と灯台とディナー


朝、宿にやって来た小室さん、「今日は舟は出せません」。
恐れていたことが起こりました。
まだ、3本しか潜ってないですね。
いろいろ見たいものがあったのに。しかし、マンタは見たし、コブシメも見たし、ゴチも見たので、「まぁ、いいか」と自分に言い聞かせてなくなくダイビングをあきらめました。

小室さんに近くを車で案内してもらうことになりました。
感謝です。なんか甘えすぎのような気もするのですが、皆と一緒に連れていってもらうことにしました。
小室一家と親しくなって皆も喜んでいます。3人の子供達ともお友達になりました。一年一年彼ら達の成長を見てきました。すくすくと元気に育っています。
もう、すごく元気です。見ていてスカッとしますね。子供はこうでなければ、と思わされます。

御神崎(おがんざき)灯台に行きました。風のなんと強かったことか。吹き飛ばされそうでした。これじゃ、ダイビングは無理ですね!納得です。

この後、お店に案内して貰い、買い物をし、そしてお昼ご飯を頂いて宿に帰りました。
夕方まで一休み、夜ご飯は近くにオープンしたリゾート「MED」でディナーです。
小室一家とご一緒に楽しい一時を過ごしました。

この後ショウタイムもあり、皆と参加して「熱い夜」を迎えても良かったのですが、ちと乗り切れない理由があって不燃焼。
ここにきてこれまでの「疲れ」が出たもよう。
宿にもどり「爆眠」となったしだいです。

かくして、石垣の4日間が過ぎました。
翌日、小室さんには来年のダイビングを約束して、一家の見送りの中、石垣空港を大阪に向かって飛び立ちました。

機内の中で頭の中のモードが変わっていきます。
関空に降り立って我々は一路、練習場へ。
練習場はバッハの「クリスマスオラトリオ」の世界でした。
やっぱりバッハはいいなぁ、と感じつつ家に戻った私は気持ちよく寝床に入りました。

'99/11/16「強風と灯台とディナー」終わり