No.450 '02/9/4

またもや台風で・・・


こんどは大丈夫かな、と思って石垣へ行く予定を立てていました。
ダイビングで何が気がかりといえば、台風とのタイミングです。
前回の慶良間は見事台風の影響で日を繰り上げて帰ってこなくてはなりませんでした。
9月の頭、仕事の合間を縫って今度こそは大丈夫、と思っていたのでしたが。

2日に発って、5日に帰ってくる予定で計画を立てたのですが、見事、またもや台風に出くわせてしまいましたね。
普通なら進路を北上するコースを取ると思うのですが、発生してからひたすら西へ西へと寄ってきます。
最悪石垣直撃というコースらしいのです。
いつもお世話になるシーウオーターの小室さんもきっぱり「今度は来ます」と。
船も避難させるとおっしゃる。
これはやばい、と帰阪を1日早めることになりました。
(今、乗る予定にしていた飛行機が欠航したことを知りました。もし、決断が誤っていれば・・・・)
しかし、ダイビングは良かったですよ。
それも行った日のダイビングが良かったんです。(今回はいつもより早めの便を予約。一本でも多く潜れるようにと思っての計画だったのですが、伊丹から那覇までは順調、しかし、乗り継ぎで計2時間弱待たされてしまったのですね。こちらでもニュースで流れたそうですが、自衛隊機の事故で滑走路の閉鎖です。計画も水の泡、少し機嫌を悪くしての石垣入りになってしまっていました)
しかし、その日に二本は潜れなかったものの、その最初のダイビングで今までにない経験をすることになったのです。
小室さんには大感謝です。

マンタポイントからの戻りにいつもと違ったコース取りをして頂いたのですが(この経験ワクワク、ドキドキで、長く行っていますが初めてのことでした)、細い洞窟のような穴から出たとたんバッタリと、ほんとバッタリといった具合に再度マントと遭遇です。
びっくりしたというか、とにかく大感激でした。大接近でした。
そしてですね。そのマンタは直ぐに逃げることもなく、「遊んでいる」としか受けたれないようなしぐさをしたのです。
小室さんの出す空気の泡に反応して宙返りをするのですが、それを何度もせがむように回転して戻ってきます。
3度もその行為を繰り返したのですね。
私ともぶつかりそうになるほどの接近のしかたです。目と目があったというか、しばらくお見合い状態でのすれ違いです。(ホントにぶつかりそうになりました。ヒェ〜)

その日はもう興奮しどうし、ログ付けでもその話で私は盛り上がってしまっていました。
同じ話を何度もしていたそうですから、その興奮度は相当なるものです。(笑)

その日のものではないのですが、写真を載せておきますね。(次の日のダイビングでの撮影です。同行した田坂さんが撮りました。この暑い大阪で少しなりとも涼しく感じて頂ければいいのですが)

いつみても可愛いです。
どんな状況にあってもダイバーの目を惹きつけます。

いっぱいマンタの写真を撮ったようです。全部お見せしたいのですがそれはちょっと無理ですね。(笑)
悠々と泳ぐその姿はやはり魅了させられます。辺りに群れているお魚たちとのツーショットはいかがでしょうか?

珊瑚が復活しているようです。とても美しかったのですが、透明度はよくありませんでした。これも台風の影響なんでしょうか。
今度の台風でこの珊瑚が傷まなければいいのですが・・・・・。
田坂さんが私と珊瑚を撮ろうとしてシャッターを切ってくれました。私もこんなショットはなかなか見ることはできませんので、ちょっと嬉しいですね。

No.450 '02/9/4「またもや台風で・・・」終わり