No.513 '03/8/4

物憂い日の解決策


心が曇っていて晴れやかな気分になれない、そんな寝起きが続いていました。
何故だろうと思いながら、なかなか理由がわかりません。

楽しみにしていた「淀川花火大会」も何となく行く気になれず、前日に行けないことを伝えました。
どうも花火を見て気が晴れるというものではなさそうだったんですね。

昨日(花火大会当日の8月3日)やはり気が重い。
午前中は楽譜を見たり、ピアノを弾いたりして過ごしたのですが、昼からがもっと気が重たくなったんですね。
「役員会」があったのですが、無理を言ってパス。
部屋で気が晴れるまで(?)過ごそうなんて思っていたのですが、どうもそれでも解決しない気配。
とにかく家は出てみようと身支度し始めました。

朝刊に「出雲の阿国、京都の四条河原でかぶき踊りを始めて400年、野外舞台発祥の地、四条河原に特設舞台」なんて面白い記事をみたこともあってなんとなく「京都へでも行くか」と家を出ました。
整理券発行とのことで4時までには京都まで行かなくてはならなかったのですが、人混みが嫌いな私、「出たとこ勝負」ということで行くのやら、行かんのやら、ふらふらした気持でとにかく家を脱出です。

千里中央に出て先ず引き込まれるように書店へ。
以前から探していた詩集を見ようと店内を歩きます。
で、気がつきました。
気が重い理由、それは一杯解決したいことがあってそのために沢山の本が読みたかったんだ!ということを。
やはり<行動先にありき>ですね。とにかく私は動かなくては前には進めないようです。

そこへ携帯が鳴ります。
ちょっとむっとする私。
今日は誰とも会いたくないなぁという気持。
「ゴメン」と思いながら無視。
しばらくすると又携帯が鳴ります。しつこく鳴ります。
T嬢です。
気分が晴れないまま携帯を取ります。
ホントしつこかったですね。(笑)

それがきっかけで結局京都へと行くことになりました。(強要されたわけではないんですよ(笑)、私の心を押してくれたのですね)
京都行きの電車で出会うことになりました。
電車で会ったときの彼女の笑顔に助けられました。
するとですね、なんとその後に3人も付いてきているではないですか。(その中に明子さんもいる!)
みんなニコニコしながら近づいてきます。
もう、なんだか判らなく感動してしまっている私です。
もう、なんでも来いって感じで急に気が晴れました。(笑)

予想通り、舞台をゆっくり見ることはできませんでした。
テレビ局が収録していますし(BS2と聞きました)、整理券がないと実質見れません。
いつもカップルが等間隔でならんでいる河原はロープで区切られていて、警備の方で整理されています。
とにかく止まってはいけません。通り抜けをしなければならないんですね。
私たちは少し止まって見(笑)、歩いては見、を繰り返しながら往復してその場を出ました。(笑)
我々が出たところで<通行禁止>になりましたからちょっとラッキーだったかもしれません。
とにかくこういうイベントは問題が残ります。(ここに書く余裕がありませんが、事務局の対応から始まって整理の仕方までいろいろ問題がありました)

この時あたりから私の気は晴れやかになっていましたから、別に問題ありません。
後は楽しみの食事タイムです。
しかし、私のあてにしていたお店は日曜日で休み。
一見さんの客で入るには危険が多すぎるし、気持もそこまで強くはまだなっていない状態。
そういうときにまたT嬢の登場です。
「あそこに沖縄料理の店がある!」との叫び。
京都に来てまで沖縄料理もないだろうと思いながら入ってしまう私です。(笑)
しかし、入ったもののその店は満席でダメ。店員さんに言われた姉妹店まで移動することに。

7月11日オープンしたばかりの、ちゅらさん食堂「海と空」錦店というところ。
もう十分楽しみました。

物憂い日は積極的に動く。
やはり仲間の笑顔が良い。
しつこい人がいるのは良いことだ。(笑)

これが教訓でした。

No.513 '03/8/4「物憂い日の解決策」終わり